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市場調査にはどんな方法がある?調査の流れや注意点もご紹介!
市場調査は、市場や顧客のニーズを把握するため必要です。しかし、いざ着手するとなるとどのようなことをするべきか迷う方は多いかもしれません。
仮によく分からないまま市場調査をしても、思うような結果にならないでしょう。
そこで今回は、
・市場調査とはいったい何か?
・市場調査の方法はどのようなものがある?
こちら2点について解説していきますので、ぜひ事業にお役立てください。
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解説!市場調査とは何?
市場調査とは、商品やサービスを企画・販売するときに市場をリサーチすること。
つまりお客様や世間一般が求めているものだったり、適正価格だったりを調べることです。
例えば小売店ではお客様のニーズを知るために試食を出してみたり、商品のラインアップを変更したりします。
そうすることで、顧客の反応を見て戦略を立てやすいです。それだけでなく、どうすれば売上げが伸ばせるのか調査結果をもとに検証します。
市場調査の方法
ここでは、さまざまな市場調査の方法を7つご紹介します。
⑴訪問調査
訪問調査は、リサーチャーが顧客先を訪れて聞き取りを行います。
その他の方法で多いのが、面接形式の調査です。街や店舗で対象者を選ぶ方法や、指定の会場に調査対象者を招集して調査する方法もあります。
メリットは、顔を合わせて会話することで的確な回答を得られること。ほかにも相手の答えを受けて、臨機応変に質問を変えることができるのも利点です。
一方で、人件費などの費用や時間がかかるのがデメリット。またリサーチャーの質や、質問の内容などによって調査結果が大幅に変動します。
⑵インターネット調査
顧客にメールや専用のフォーマットを送付し、パソコンやスマートフォンなどで回答をもらう調査です。
似たような方法に郵送やFAXでの調査がありますが、それに比べインターネット調査は一斉送信が可能なため手間がかかりません。
⑶郵送調査
調査の対象者に、質問事項が記載されている用紙を郵送もしくはFAXで送る方法です。
この場合、顧客の都合がいいときに回答できるため、詳しい情報が得られる可能性が高まります。
しかし、郵送やFAXでアンケートを送信したとしても、音沙汰もないパターンもあるため不確かなやり方です。
⑷電話調査
郵送調査ではアンサーが返ってこない顧客でも、電話調査ならば回答を得られることがあります。
しかし、若年層をメインに固定電話を持たない家庭も増えました。そのため、調査対象に世代のばらつきが出てしまうのがデメリットです。
⑸取材(インタビュー)
数字で表記しにくい要素をあぶり出せるのが定性調査。結果は文章などで表すことができます。
代表的な方法は取材で、数人単位で実施したり1対1で行われたりすることが一般的です。
取材はインタビュイーのリアルな心理や本音を聞けるのが魅力。一方、人数によって取材の雰囲気に変化が出ます。
ですから、よりよい調査が実施できるよう調査対象者の選定やインタビューの進行などに気を配りましょう。
⑹ミステリーショッパー
別名「覆面調査」とも呼ばれるミステリーショッパー。具体的には一般客を装い、お店や施設でサービスや商品を体験して内容をリサーチするというものです。
調査対象となる店舗や建物には、誰がリサーチャーなのかもいつ訪れたのかも分かりません。そのため、等身大の状態を見ることができます。
この方法は、飲食店などで働くスタッフがどのような接客態度で臨んでいるのかを把握したい場合に、適しているでしょう。
⑺ホームユーステスト
顧客に自社商品を使用した感想を送ってもらう方法が、ホームユーステストです。
レビューの送信方法はさまざまで、ダイレクトメールやアンケートなどが一般的。そのほか調査員がダイレクトに顧客の住居を訪れて回収するパターンもあります。
まとめ:市場調査にはどんな方法がある?調査の流れや注意点もご紹介!
市場調査は、企業が顧客のニーズや商品価値を図るために調査することをいいます。
その方法は何種類もあり、今回は7つの調査をご紹介しました。
リサーチ結果をもとに、自社のマーケティング戦略にご活用ください。