資金計画とは?資金計画と立てる時のポイントを解説!

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開業準備はやることが山のようにありますが、その中でも重要視しなくてはいけないことに資金計画があります。
どんなに優れた商品やサービスを提供できる会社だとしても、資金計画を立てていない、または資金計画が悪い状態では廃業の恐れもあるのです。

しかし、資金計画という名前だけ聞いてしまうと非常に難しい印象を受けてしまうことでしょう。

そこでこの記事では、資金計画についての分かりやすい解説と、資金計画を実際に立てる時のポイントをお伝えします。

目次

資金計画について

いざお店を構えようと思った時に、「初期費用はこのくらい」「運転費用はこのくらい」程度の計画は誰でもお持ちだと思います。

その行為自体が資金計画でもあるのですが、本来の資金計画とは資金の計画を抽象的なイメージで済ませるのでなく、表やデータを用いて明確に資金計画表として形に残すことを言います。

資金計画は主に、開業時の初期費用として必要な金額を記した「設備資金」と、実際に開業後に日々必要となる経費である「運転資金」の2つに分けて数値を計画していきます。

資金計画の目的

資金計画を作成する理由は2つあります。どちらも事業の運営上非常に重要なことと言えるでしょう。

無謀なビジネスモデルを排除または改善する

運転資金の計画時に「どう工夫をしても毎月30万円が赤字になってしまう」ようなことが事前に分かっているのであれば、そもそものビジネスモデルを変更するべきです。
商材を変える・店舗の場所を変えるなど、根本的な改善が必要な場合もあります。

金融機関からの評価になる

今後、金融機関からの融資を検討しているのであれば、金融機関での評価を良くする効果が期待できます。

開業前または開業後すぐの会社が金融機関から信用を得るのは簡単なことではありませんので、資金計画を提示することは大きな影響があると言えます。

例えば「たぶん500万円ぐらい足りないのでお金を貸してほしい」と言うよりも、資金計画を利用して

  • 開業資金に1,000万円必要で、そのうち500万円は自己資金
  • 残りの500万円の融資を希望
  • 開業後の毎月の利益予定額
  • 返済期間の希望と毎月の返済可能予定額

などを伝えた方が、安心してお金を貸してもらえるというのは明確です。

資金計画を立てる時のポイント

それでは、資金計画を立てる時に重要なポイントをお伝えしていきましょう。
ポイントを押さえることでスムーズに計画を作成できます。

初期費用は必要最低限に抑える

資金計画の中の設備資金は、事務所や店舗の取得費用・改装費用・設備導入費用・備品購入費用などが含まれます。
開業前は利益が見込み段階なので、これらの初期費用は必要最低限に抑える必要があるでしょう。

初期費用に多くの資金を使用してしまうと、開業後に重要な運転資金に余裕を持てなくなってしまいます。

運転資金の固定費を抑える

運転資金には、人件費・事務所や店舗の維持費・商品の仕入れ費用・光熱費・通信費・借入金の返済・細かな備品などの経費が含まれます。

この中でも人件費・家賃などが固定費となり、経営が厳しい状態でも削ることが難しく、開業後の改善も困難です。
そのため、運転資金については特に固定費をいかに低く抑えられるかが重要になってきます。

まとめ:資金計画とは?資金計画と立てる時のポイントを解説!

資金計画は難しいと感じてしまう方が多いようですが、まずは家計のような感覚ではじめてみて、利益と支出のバランスを取る感覚を養うと良いでしょう。
開業を考えているのであれば避けて通れない道なため、少しずつ慣れていく必要があります。

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