事業計画で外せない項目をチェックリスト形式でご紹介!

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創業計画は、起業前に事業や経営について詳細に立てる計画のことです。
作成するためには分析等も必要となってくるので、手間がかかると感じる経営者の方もいらっしゃるかと思います。
しかし、融資を受ける際にも必要ですので、きちんと作成しましょう。

今回は創業融資として人気が高い日本政策金融公庫の創業計画書を参考に、項目ごとのポイントをチェックリスト方式でご紹介していきたいと思います。

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目次

創業の動機

創業計画書の最初の項目は「創業の動機」、つまりなぜその事業を始めるかを説明しなければいけません。
この時に気を付けたいポイントは、「専門でない人が読んでも分かりやすいか?」という点。

・専門用語を使いすぎていないか
・参考資料が多すぎないか
・前置きが長すぎないか
を確認しながら記入していきましょう。

経営者の略歴

経営者の略歴の項目で注意したいのは、
・これから始める事業と関係ある内容をアピールする
・メンバーが事業を成功させられるかをアピールする
事業に関係ない点は省くか、事業に役立つことをアピールする
という3つです。

ただ、こちらも分かりやすく記載することが大切ですので、経歴を全てだらだらと記載するのではなく、重点を置くポイントを選別するとよいでしょう。
事業に役立ちそうな資格がある場合は、それも記入してください。

取り扱い商品・サービス

自分たちが取り扱うサービス等について、同じ市場の他社と比較した時に出せる強みを打ち出しましょう。

ライバル社正しく研究できている
・自社製品の強みを前面に出せている
・市場分析や予測は根拠に基づいてできている
流通や販売方法も考えているか
などを意識するといいです。

取引先・取引関係等

創業前で取引先などが決まってなくても、空欄にしないよう気を付けてください。
記入する際のチェックポイントは、
分析やデータに基づく取引先
ターゲット層が広すぎたり狭すぎたりしていないか?
掛け金の回収や支払いスケジュールを適切に立てているか
などが挙げられます。

従業員

従業員欄は、会社や事業所で働く人の人数を書きます。
その際は、以下のチェックリストを確認の上、適切に記入できているか確認しましょう。

会社の規模に見合った人数なのか
取締役や監査役を従業員に入れていないか
・事業内容と売上予測に基づいて従業員を確保できている

お借入れの状況

借入状況の欄は、他の項目と違って空欄にすることが理想的です。しかし、住宅や車のローンなどを支払っている人も多いでしょう。
借入がある状況の場合、以下の点に気を付けましょう。

正確な金額を記載しているか
返済状況は順調か
カードローンは完済している方が理想的

金額を少なく書いたり借入していないと虚偽の記載をしたりしても、信用情報を照会されたら分かってしまうので注意してくださいね。

必要な資金と調達方法

創業融資などを受ける場合、この項目は金融機関からも重視されます。

事業規模を考慮した上で適切な金額か
資金の使途は明確に記載されているか
・返済計画は現実的なものか
上記のポイントに重点を置いて記入していってください。

事業の見通し(月平均)

事業の見通しは予測される売り上げや経費1ヶ月当たりの数字に直して記入していきます。
他の項目よりも丁寧な説明が求められる事例もありますので、テンプレート内に書くだけではなく添付書類も作成することが望ましいです。

・市場分析など実現性のある売り上げ予測を出す
・添付資料を作成する際は季節ごとの売上の推移も考慮する
納税後の資金で計算する

まとめ:事業計画で外せない項目をチェックリスト形式でご紹介!

本記事では、事業計画作成時に大切な要素をチェックリストでご紹介いたしました。
必要となる場によって項目が異なる場合もありますので、全て使いまわさずその都度アップデートしていきたいものです。

データ分析をしっかりと行って事業を成功させられるとアピールをすることが重要ですが、社内の限られた人だけで作成すると分かりにくくなる可能性もあるので、必ず複数人で内容を確認しましょう。

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