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小さい店舗のデザインを考える上での大切なポイントについて!
新たに店舗を開業するときに、まず考えなければならないことのひとつは店舗デザインです。店舗のレイアウト次第で、集客力は大きく変化しそのまま売り上げに関係します。
今回は、店舗面積の狭い店舗について、レイアウトを考えるときのポイントや、狭小店舗ならではのメリットについてみていきます。
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店舗デザインの重要性
お客様が入店するかどうかの決め手のひとつは外観です。
店舗の外観から、入りやすいかどうか。自分の希望にあった店舗であるかを判断し、眼鏡にかなえば足を踏み入れます。
そして、店舗の内装次第で居心地のよさや、雰囲気を感じ取り、満足してもらえるかどうかが決まります。
すなわち店舗のデザインが、入店とリピートの有無に大きく関わっているのです。
また、限られた敷地の中でいかに使いやすく、動きやすくデザインするかということが、店の雰囲気やコストを左右します。
小さい店舗のメリット
店舗経営のコストの中で、家賃は大きな割合を占めます。
小さな店舗であれば、それに準じて家賃を抑えることができるという魅力があります。
また、人気の地域であれば大きなテナント物件を探すことが難しいという場合もあり、必然的に狭小店舗で開業するということがあります。
小さな店舗はあらゆる面で工夫が必要です。無駄なことを削ぎ落してデザインを追及することで、店舗独自の個性や魅力として生かすことができます。
小さな店舗デザインを考えるときに重要視するべきこと
敷地面積の小さな店舗は、メリットがたくさんありますが、デメリットもあります。
デメリットをできるだけ感じさせず、メリットを生かすことができるかどうかは、店舗デザインがカギを握っています。
狭小店舗のレイアウトを考えるときに重要視するべきことについて、店舗の業態別にご紹介します。
飲食店
飲食店の場合、まず考えなければならないのは厨房について。
厨房には洗い場、コンロなど熱源、冷蔵庫・食洗器、食器の収納棚が必要です。
料理の内容によって準備するものは変わってきますが、厨房機材を置くためにはある程度のスペースを確保しなくてはなりません。
新規で店舗を開業するに際し、初期費用を抑えるためには中古機材の購入なども一案ですが、スペースに特化して考えるのであれば、厨房のサイズに合わせてカスタマイズしてもらえるものを選ぶのがおすすめです。
狭小店舗では、スタッフとお客様、両方の導線の設計がポイントになります。
小さな店舗では必然的に少ないスタッフで対応することになりますので、厨房内と客席をスムーズに移動できるレイアウトであることが必要です。
効率的に、作業ができるようなデザインをつくりましょう。
客席については、業態や店舗のコンセプトを反映したものでなければなりません。
店舗の目指す雰囲気をまず想定した上で、削ぎ落せることと、必要なものを洗いだしてデザインに落とし込むとよいでしょう。
販売店
小さな店舗で販売を行う場合、商品が見やすくお客様が楽しんで買い物ができる導線をつくることが大切です。
販売店の場合、お客様が入口の段階で「入りにくい」と判断してしまえば店舗に立ち寄ることはありません。
入口付近は、お店の特徴をアピールできる商品や、季節に沿った商品が並べられるレイアウトがおすすめです。
狭小店舗は、棚の高さも重要で圧迫感がなく、居心地のよい空気感が理想。
商品販売を行う場合、在庫などの保管場所についても確保しておく必要があります。
まとめ:小さい店舗のデザインを考える上での大切なポイントについて!
小さな敷地で店舗を開業するときのデザインについて、考え方のポイントや具体的な方法について解説しました。
店舗のレイアウトは一度決めてしまうと、後に改良するには労力とコストの両面で負担が大きいもの。
立ち上げの段階で全てをデザイナー任せにせず、実際に使う立場でしっかり意見をだすことが失敗回避につながります。
狭小にしかない良さを生かして、理想のお店を作りましょう。