日本政策金融公庫の審査期間はどれぐらい?期間は状況によって異なる!

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日本政策金融公庫の融資制度を利用したいけど、期間はどのくらいかかるんだろう?とお悩みの経営者様もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際、融資を受ける機関によって申し込みから融資完了までの期間は大きく異なります。
そこで今回は、日本政策金融公庫に融資申し込みをした場合には、審査期間はどれくらいなのか?という点について解説していきたいと思います。

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目次

申し込みから融資実行までの流れ

日本政策金融公庫の場合、申し込みから融資が実行されるまで以下の手順を踏むことになります。

1.日本政策金融公庫支店の窓口or電話で事前相談
2.必要書類をそろえて申し込みをする
3.日本政策金融公庫担当者と面談
4.審査
5.融資実行

1~5まで、早くて1ヵ月くらいかかると言われています。
内訳は申し込みから面談まで1~2週間、面談から審査・融資実行まで2週間前後です。

初めてか追加融資かで審査期間が違う

実は、日本政策金融公庫への申し込みが初めてかそうでないかで、必要な審査期間が異なります。

初めて審査を行う場合

日本政策金融公庫から融資を受けるのが初めてという場合は、確認事項が多いため審査に時間がかかってしまいます。
特に担保を付ける場合は、担保の査定も行わなければいけないのでまとまった期間が必要になります。

無事に審査をパスした場合でも、振り込み先に関する書類を送ってから2~3日ほど待たなければ行けません。
混雑具合によってはもっとかかることもあるため、初めて申し込みをする場合は余裕を持って、早めに手続きを済ませておくことをおすすめします。

以前日本政策金融公庫から融資を受けたことがある場合

以前日本政策金融公庫から融資を受けたことがある場合は、審査期間の短縮も可能です。
追加融資の申し込みは必要書類が少ないため、審査や確認する項目が初回よりも少なくなるからです。

事業の業績が良ければ1週間程度で結果が分かるケースもありますが、あまり業績が良くなければ2週間以上かけて慎重に審査されるようですので目安にしてみてください。

ただ、前回の融資を完済してから3年以上経過している場合は、取引のデータが破棄されるので初回申し込みと同じ期間がかかります。

審査が遅くなる理由とは?

これまでご説明した審査機関は、あくまでも平均的なデータです。
ケースによっては審査完了までの期間が遅くなることもあります。

例えば、
・担当者や支店が忙しい
・書類や計画書に不備がある
・担保の評価が難しい
・事業形態が独特or新しすぎる

などにあてはまる場合は、通常よりも審査に時間がかかることがあるようです。

日本政策金融公庫は土日祝日の営業はしていないので、連休時を挟むときなどは処理に時間がかかります。
また、4月と12月は担当者が忙しくなる時期と言われているので、申し込みのタイミングによってはスムーズにいかない可能性もあります。

書類や事業計画書に不備がある場合も、審査に時間がかかります。
不明瞭な点があったら電話などで確認され、それからまた審査なので時間も手間も増えてしまうのです。

ですので、焦らず丁寧に分かりやすい書類を作ることです。
日本政策金融公庫の融資制度には担保不要のものもありますが、担保が必要な制度や担保を付けると金利が安くなる制度などもあります。

担保に関する書類も用意して申し込みをするので、その評価に時間がかかるということもあります。
新しい分野のビジネスを始める場合審査が難航することも考えられますので、内容を詳細に伝えられるようにしましょう。

まとめ:日本政策金融公庫の審査期間はどれぐらい?期間は状況によって異なる!

日本政策金融公庫の審査には、通常1ヵ月ほどかかることが分かりました。
追加融資の場合はもっと早く結果が分かりますが、タイミングやトラブルが原因で平均よりも時間がかかってしまうことも稀ですがあります。

事業を行っている人は忙しいとは思いますが、スムーズに審査されるためにも申し込み前に自分の書類に不備はないか?など、今一度確認するようにしましょう。

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