整骨院の開業資金はどのような物に必要?開業前に知りたいお金まわりについて

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整骨院は、他業種と比べて開業がしやすいと言われています。
医療や介護、スポーツをする人などから安定して需要があることから、人気の高い職業でもあります。

この記事では整骨院開業時に必要な準備や、開業資金の相場、コストを抑える方法について解説したいと思います。

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目次

整骨院開業時に資金が必要なもの

整骨院開業時にかかる費用には、以下のような種類があります。

物件

物件を取得するためには、開業資金の中でも最も大きな出費がかかると言えます。
通常の賃貸契約とは異なり、保証金といって最初にまとまった金額を支払わなければいけないからです。

物件によっても金額は違いますが、保証金は大体賃料の6から10か月分であることが多いです。
スケルトン物件と呼ばれる、手が加えられていない物件を借りる場合は、水道・電気(場合によってはガスも)の配管工事を行いましょう。

設備

物件を確保でき、最低限の内装工事も終わったら、設備を整えていきましょう。
整骨院の場合は、
・施術用ベッド
・低周波治療器
・パソコン(レセプト用)
・冷蔵庫
・洗濯機
・レジ

などが必要な設備です。

この中で費用が高いのが低周波治療器ですが、機器の機能や新品か中古かによっても値段が大きく変わります。

洗濯機は、シーツ・タオル・ユニフォームを洗うのに使いますので、それほど高性能なものでなくてもOK。
レジは必須で、今からそろえる場合はキャッシュレス決済に対応させる事をおすすめします。

システム

整骨院のシステムとして必要なのは、レセプトや顧客の管理でしょう。
レセプト・顧客管理・レジシステムをセットで利用できるサービスもあります。

備品

最低限必要な備品としては、
・看板
・タオル
・シーツ
・枕
・領収書

などがあります。

また、
・お客さんが着るためのゆったりとした着替え
・カーテン等ベッドとベッドを仕切れるもの
・下駄箱
・荷物入れ
・従業員のユニフォーム

などは必須ではありませんが用意しておくとよいでしょう。

整骨院はリラックスできる空間でもあるので、店内BGMやウォーターサーバーなど快適に過ごせる用意もしておくことをおすすめします。

広告宣伝費

開業資金の中には、宣伝のための費用もいれておきましょう。
チラシ等の配布物を作ったり、オンライン上や情報誌に広告を掲載する費用がそれにあたります。

整骨院開業資金の相場は?

整骨院開業のためにかかる費用は、トータルで500万円~1000万円程かかるのが相場と言われています。

開業する地域・物件・内装工事の有無などで、この金額は上下しますが大体の目安として考えておくとよいでしょう。
カフェや美容室などの他の業種と比較すると、内装はシンプルという事もあり、工事費がそれほど高くない傾向です。

開業資金は節約できるの?

開業資金を節約したい場合は、
・自宅で開業する
・マンションの一室を借りて営業する
・内装や設備をDIYする
・ホームページを自作する

などの方法があります。

マンション等を事業用に借りる場合は、商用で使えるか賃貸契約前に確認しておいてください。

自己資金に限りがある方には、レンタルサロンを利用するのもおすすめです。
レンタルサロンとは、ベッドなど設備が整った空間を、時間や日数で貸し出しているレンタルスペースです。
設備費や賃料などがかからないので、まず小規模からスタートしたいという方にもおすすめです。

まとめ:整骨院の開業資金はどのような物に必要?開業前に知りたいお金まわりについて

整骨院を開業するためには、物件確保と治療器などの設備投資を中心に資金が必要ということが分かりました。

ただ、事業者が資格さえあれば開業しやすい職種でもあります。
現在整骨院に勤務していて、独立を目指している人のご参考になれば幸いです。

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