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起業にはリスクはつきもの!想定されるリスクと対処法について!
起業にはリスクがつきものです。
しかし、どんなリスクも適切に対処法を考え準備していれば、最小限に抑えられます。
本項目ではリスクマネジメントの方法と、代表例をご紹介します。
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起業とリスクマネジメント
起業はある程度のリスクを伴うものです。
しかし、想定されるリスクを適切に管理することで、リスクによる損失を最小限に抑えられます。
この経営管理手法のことを、リスクマネジメントや危機管理と言います。
ほとんどの大企業にはリスクマネジメントをする部署が存在していることからも、事業を行う上でのリスクマネジメントの重要性がわかります。
リスクマネジメントの実施手順
リスクマネジメントは一般的に、以下のような手順で行われます。
1.リスクの発見及び特定
2.リスクの算定
3.リスクの評価
4.リスク対策の選択
5.リスク対策の実施
6.残留リスクの評価
7.リスクへの対応方針及び対策のモニタリングと是正
8.リスクマネジメントの有効性評価と是正
参考:https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H28/h28/html/b2_4_1_4.html
どんなリスクに対してもこの手順を踏んで実施すれば、万が一リスクによってトラブルが発生してもスムーズに解決でき、リスクを小さく留められます。
起業でよく直面するリスク
起業でよく直面するリスクとしてよく挙げられるのは、「金銭面」「起業家の健康面」「法律」の3つです。
リスクをゼロにすることは難しいですが、最小限に抑えることはできるので、本項目では、リスクの具体例と対処法についてご説明いたします。
金銭面のリスク
起業に伴い安定した収入が得られないリスクや、それに伴い負債を抱えるリスクがあります。
安定した収入が得られないリスクに関しては、まずは起業前後の資金計画をよく練って、無理なく利益が生み出せる事業計画を立てるのが重要です。
「想像以上の出費があった・・・」といった事態にならないような、資金計画を立てましょう。
その上で、副業という形で起業を開始してみたり、起業しつつ副業も平行して行ったりすることでリスクを軽減できます。
負債を抱えるリスクに関しては、融資を受けずに自己資金だけや、金銭面のリターンが不要なクラウドファンディングを利用した起業をすれば、リスクを無くせます。
起業家自身の健康面のリスク
起業を始めると起業家自身の健康に気を配る余裕がなくなり、身体面・精神面で体調を崩すリスクがあります。
起業家は自分以外に替えがきかない上に、労働量が収入に直結している場合が多いため無理をしすぎてしまう傾向が強くあります。
しかし、無理をして体調を崩し、休養期間があったために軌道に乗っていた事業を諦めなければいけない、というリスクだけは避けなければなりません。
身体面は、定期的な健康診断の受診や生活リズムを崩さないことが重要です。
精神面を支えるものは頼れる協力者や相談相手がいることです。
法律に関するリスク
法律や規則には従わなければなりません。
起業前後の法律に関するリスクとしては、営業許可や営業のために必要な資格を適切に得られていないことや更新忘れ、法改正を知らずに違反してしまうなどが挙げられます。
一般的な法令はもちろん、業界特有の法令にも注意が必要です。
違反すると業務停止や訴訟になったり、信用を失ったりするリスクがあり、起業家生命の存続にも関わる場合があります。
しかし、これらは、事前にきちんと調べることでリスクを抑えられます。
調べてもわからない場合や不安に感じている場合には、起業で成功した人や専門家に聞いて、漏れのないように把握しましょう。
まとめ:起業にはリスクはつきもの!想定されるリスクと対処法について!
起業でよく直面するリスクとその対処法は以上のように挙げられますが、いずれも過去に他社で同じような事例があることがほとんどです。
つまり、過去の事例を参考にすることがリスクマネジメントの第一歩です。
過去の事例や専門家の意見も参考にしつつ起業前には必ずリスクマネジメントをし、不測の事態に備えましょう。