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飲食店開業の準備として必要な設備や備品とは?
飲食店開業までには、調理器具から食器・消耗品に至るまでたくさんの備品の準備をしておかないといけません。
特に調理器具や食器、カトラリーなどは買ったままではなく一度洗って消毒をしてから使わないといけないので、意外と備品準備には時間と手間がかかります。
そこで今回は、飲食店開業までに必要な備品類についてお店の種類ごとに解説いたします。
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飲食店開業で最低限必要なもの
まずは、分類に関わらず飲食店業界で必要な最低限の備品について大まかにご紹介します。
【厨房で必要な備品】
・包丁まな板などの調理器具
・ラップや手袋、ゴミ袋等消耗品
・ゴミ箱や掃除道具、消毒剤や洗剤など衛生に関する備品など
【ホールに必要な備品】
・おしぼりや伝票たてなど、卓上テーブル周りで使う備品
・レジやハンディなどオーダーや会計に使うもの
・文房具
・印鑑
・レシート入れやゴミ箱
・トイレの衛生や掃除用具など
【バックヤードや事務所で必要な備品】
・レジロール
・ハンディ用の感熱紙
・ゴミ袋やペーパータオルなどの消耗品ストック
・電話
・デスク
・出退勤管理システムなど
ざっくりとした分類ですが、最低限これらの備品は必要です。
事務所やトイレのグッズは意外と忘れてしまうこともあるので、後から慌てて買い足さなくてもいいように、リストアップしてチェックしておくとよいでしょう。
分野によって必要な備品は異なる
さらに飲食店のジャンルによって、必要な備品の内容も異なります。
ここからは、4つの項目に分けて細かく解説していきますね。
居酒屋・定食屋
一般的な居酒屋や定食屋では、客席の卓上備品が多くなります。
・お醤油や塩コショウなどの卓上調味料入れ
・つまようじ、紙ナプキンケース
・メニュー&メニュー立て
・コースター
・おしぼり
・お箸入れ
・荷物用のかご&ハンガー
・伝票立て&バインダー
などが必需品となります。
カフェ・喫茶店
カフェや喫茶店を開業する場合は上記の備品のほかに、コーヒーやドリンクに関係する備品が必要になります。
・コーヒーマシン
・ジューサー
・ドリンクピッチャー
・カトラリー
・カップ&グラス
・コーヒー用のフィルター
・お水用のカップ
・ドリンク用の砂糖、塩、ミルクなど
また、カフェではユニフォーム以外にもエプロンを利用することが多いようです。
レストラン
レストランを開業する時は、居酒屋やカフェの場合と備品の種類にはそれほど差はありませんが、備品にも品質の良さが期待されます。
たとえばドリンクの種類によってグラスを変える、銀やステンレスのカトラリーを使う、紙ナプキンよりは布ナプキンでテーブルセッティングをする・・・など、親近感があるというよりは高級感を感じるものを選ぶとよいでしょう。
こだわりがある方は、おしぼりにハーブやミントの精油でほんのりと香りを付ける、といった工夫をされるところもあります。
他にも、トイレに設置するディスペンサー類をスタイリッシュなセレクトにすると、店内の隅々まで統一した雰囲気が演出できますよ。
バー
バーは他の飲食店とは違ってお酒がメインのお店なので、備品もお酒関係のものが多いです。
例を挙げるなら、
・業務用の製氷機(特殊な形が作れるもの)
・シェーカー
・カクテル用のグラス
・マドラー
・カクテルなどの飾り
・グラスハンガー
・グラス拭き
・デキャンタ
・コースター
・ボトルクーラー
・シガーグッズ
などがあるでしょう。
バーは特に雰囲気が重要なので、キャンドルや小物で特別感を演出することも可能です。
また、メニューやポップを自作する場合はラミネーターも用意しておくと便利ですよ。
まとめ:飲食店開業の準備として必要な設備や備品とは?
飲食店ではキッチンやホール、レジ周り、トイレなどあらゆる場所に備品が必要となります。
細かい備品はつい忘れがちなので、開店までに何度か見直しをすると営業中に「これが足りない!」と困らずに済むかもしれません。
備品を扱う業者のサイトでは、店舗のジャンルごとに特集ページがされていることもあるので、そういったものも備品準備のご参考にしてみてくださいね。