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飲食店開業に必要なものや資格とは?
あたらしく飲食店開業する際は、必要なアイテムやするべき手続きはたくさんあります。
開店前後になってから、「あの準備を忘れていた・・・!」という事が極力無いようにしておきたいですよね。
本記事では、飲食店にスポットを当てて資格から備品、あったらいいアイテムまでをまとめてご紹介いたします。
飲食店開業に必要な資格をおさらいしよう
飲食店開業時には、
・食品衛生責任者
・防火に関する申請
を事前に行っておく必要があります。
どちらも、開業する前までに認可を受けなければいけないので申請を忘れずに行ってください。
食品衛生責任者は、店内での食品管理や衛生面に関する知識を有している人で各店舗に1人は設置しなければいけません。
1日講習を受けると食品衛生責任者が交付されます。
この手帳は保健所に営業許可申請を行う時などに必要ですので忘れないでください。
店舗の代表者(オーナーや店長など)がなることがほとんどですが、調理師や栄養士の資格がある人が窓口で申請して、食品衛生責任者になっても問題はありません。
店舗の防火に関する申請は色々な種類があり、都道府県や店舗の規模によって認可の名称やルールが異なります。
食品衛生責任者とは違って、防火に関する認可なので管轄は消防署です。
着工開始前に申請が必要な防火対象設備使用開始届や、営業前までに手続きを行う防火管理者の選定などがあります。
これ以外にも、居酒屋やバーを夜12時以降も開業する人は「深夜酒類提供飲食店営業届」を警察署に申請する義務があります。
また、店内で使用するBGMも商用利用OKなものか再度確認しましょう。
個人向けのサービスをビジネスで使うと、著作権料の支払いを求められることがあります。
営業のために必要な備品について
営業のために必要な備品は、忘れると色々大変なことになるかもしれないので入念にチェックしてください。
全てを一覧にすると見落としが生まれるので、場所ごとに必要な備品をまとめるとよいでしょう。
調理器具や食器、ホールに設置するテーブルなど大きいものは忘れにくいですが消耗品や衛生用品、事務用品は意外と失念してしまいがち。
また、調理器具を扱うお店ではちょっとしたケガも起こるので、救急箱に消毒液と絆創膏、ガーゼくらいは準備しておくといいかもしれません。
開店してから必要なものを揃えてもいいですが、色々な事態が起こった時にもすぐに対応できるように、最初は余裕を持って備品・消耗品を準備しておきましょう。
集客や再来店に役立つアイテムも事前に用意しておこう
開店直後はよほど良い立地でなければ、お客さんが自動的に集まることはありません。
集客をするためにも、チラシや看板、のぼりなどを事前に準備しておきましょう。
チラシ配りをする時は、お知らせだけだと手に取ってもらえないこともあるのでクーポンを付けたり、ティッシュに広告を入れて配布するのも効果的です。
最近は、地域を指定してSNSやオンライン上で広告を出すこともできます。
使用するサービスにもよりますが、1日ごとに予算を設定してPR期間も自由に設定できるのでおすすめですよ。
開業後はリピーターを増やそう
実際に開業してお客さんが来るようになったら、今度はリピーターを獲得しましょう!
お会計時にショップカードを渡したり、テーブルやレジ前に持ち帰る用のチラシを置いたりなどの方法が一般的ですね。
ポイントカード制を導入して、〇ポイント溜まったら1品無料!などお客さんが何度も通いたくなるシステムも積極的に取り入れたいものです。
LINEなどのメッセージアプリのアカウントを作って予約しやすくしたり、新メニューのお知らせをお店の公式アカウントから行う店舗も、最近では広まってきています。
まとめ:飲食店開業に必要なものや資格とは?
飲食店開業には、取得しておかなければいけない資格や準備が必要なものが多いことが、お分かりいただけたかと思います。
開店前からリピーター獲得のための対策をするのは少し手間がかかりますが、開店してからですといつ時間がとれるか分からないので、できるだけ先々までの準備もしておきましょう。