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建築基準法とは?内装依頼は飲食店店舗などで実績ある会社を選ぼう!
飲食店などの店舗を開業する場合、お店の物件選びから開店までに様々な法律に従って準備を進める必要があります。
その一つが物件選びや内装工事に関係してくる「建築基準法」です。
一からお店を建てるときはもちろん、居抜き物件を借りて内装工事をして開業する際にも、建築基準法には注意しなくてはいけません。
・建築基準法とは
・建築基準法に違反するとどうなるのか
・建築基準法を遵守するためにはどうすればいいのか
以上について解説します。
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建築基準法とは
建築基準法とは、お店や家などの建築物の敷地や設備、構造や用途に関する基準を定めた法律で、すべての建築物はこの建築基準法で定められた基準内で建築・改装したり、利用しなくてはいけません。
わかりやすく言えば「住民や利用者、その周りの人たちが安心・安全にその建物を利用できるよう安全基準に則った建物を使用すること」です。
そのためお店を建てたり、物件を借りて改装する際にはきちんと建築基準法に沿って進める必要があります。
例えば飲食店であれば火を扱うため、建築基準法の「特殊建築物」に該当し、内装素材に不燃性のものを使用することなど。
また、工事の前に建築主事(市区町村もしくは都道府県の機関)確認が必要になることもあります。
引用:国土交通省PDF
https://www.mlit.go.jp/common/001215161.pdf
建築基準法では改建築、改装に関してこのほかにも様々な条件や制限が定められています。
建築基準法に違反するとどうなる
この建築基準法は非常に複雑でややこしく、建築士でもない方がすべてを理解するのはほぼ不可能です。
しかし、開業してから違反が発覚した場合「知らなかった」では済まされません。
建築基準法に違反した建物を建てたり、違反した改装を行った建物で営業を行うと法律違反により罰せられます。
その罰則は違反の種類によって様々ですが、懲役または罰金や、是正指導、店舗の使用制限や使用停止命令などどれも店舗営業に致命的なものです。
建築基準法に違反しないためには
建築基準法は内装業者やリフォーム業者といった「内装のプロ」ですらその熟知度合いに差があります。
開業したら自分の店舗が「違法建築物」だった…という状況にならないようにするためには、建築基準法を熟知した信頼できる業者を選びましょう。
信頼できる内装工事会社選びのポイントは以下の通りです。
・HPなどで実績を確認する
・会社に色々質問・相談をしてみる
・資格(建築業許可)の有無
何より重視したいのが実績で、飲食店開業であれば飲食店の内装工事実績が豊富な会社・業者を選びましょう。
その業種を数多く手がけてきた内装会社であれば建築基準法の遵守はもちろん、今までの実績による内装業者目線の貴重なアドバイスをもらえるかもしれません。
依頼する前に色々と相談してみるのもおすすめです。
説明をしっかりしてくれる信頼できる業者を選ぶこと
素人にはわかりにくい建築基準法を詳しく丁寧に教えてくれる会社や、費用についてしっかりと説明してくれる会社を選びましょう。
逆に詳しい説明をしなかったり、こちらの話を聞かなかったりなどの対応が悪い業者は後々トラブルになる可能性があります。
建設業許可について
最後は資格の有無についてですが、内装工事は請負金額500万円以上の場合、建築業許可が必要です。
建築業許可を持っている会社は大きな工事も含め、数多くの実績を持っている傾向にあります。
ただ、請負金額500万円以下の中小店舗の改装をメインで請け負っている工務店などは建設業許可を取っていないところもあります。
そのため「建築業許可がない=信頼できない」というわけではない点に注意が必要です。
まとめ:建築基準法とは?内装依頼は飲食店店舗などで実績ある会社を選ぼう!
店舗の内装を行う際は、建築基準法を遵守して工事を行わなければいけません。
これから店舗を開業するオーナーさんは自分の大事な店舗が「違法建築物」にならないよう、店舗の内装や改装工事は「建築基準法」を熟知したプロの業者に依頼しましょう。