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職場の嫌がらせに屈しない!嫌がらせされやすい人の特徴と対処法
職場で嫌がらせを受けていませんか?
職場で嫌がらせを受けると、仕事に行きたくなくなってしまいますよね…。
嫌がらせを受けたら我慢するのではなく、適切に対処することが必要です。
しかし、そもそも「職場での嫌がらせ」とは、どのような行為と定義されるのでしょうか?
まずは、どのような行為が職場での嫌がらせにあたるのか、確認していきましょう!
暴言
職場では、上司などから指導のために叱責を受ける場面があります。
成長を促すための叱責や、激励のための厳しい助言を受けることもあるでしょう。
しかし、そのような指導とは別に、行き過ぎた表現や相手の人格を否定するような暴言を受ける場合があります。
具体的な表現で言うと「こんなことも出来ないなんて、お前は本当に使えないな!」「またミスしたのかよ、この給料泥棒!」といったものです。
これらの暴言は指導ではなく、相手をけなしたり責めることで精神的優位に立ち、さらに周囲に「自分はコイツより優れた人間だ」とアピールしているだけに過ぎません。
このような暴言は、放置するとますますエスカレートします。
また、恐怖心から「自分が我慢すればいいんだ」と抱え込んでしまうことも多く、気付かないうちに大きな精神的ストレスとなってしまうことも多いです。
侮辱行為
先述した暴言の延長線上になりますが、人前での侮辱行為も職場の嫌がらせと言えます。
例えばミスをして叱責を受ける時に、「皆さん、この人こんなくだらないミスをしてますよー!」と周囲に知らせたり、必要以上の大声で叱責をしたりする行為を指します。
周囲に向かって相手が「無能である」とアピールをして、職場で仕事がしづらくなるように仕向けているのです。
これらの侮辱行為は繰り返されることが多いため、周囲や嫌がらせをする側、さらに嫌がらせをされる本人まで、日常的なものとして捉えるようになってしまいます。
そのため、声が上げにくく、侮辱行為がいっそうエスカレートするという特徴があります。
私生活の干渉・暴露
暴言や侮辱行為とは少し異なりますが、私生活に執拗に干渉したり、私生活を暴露したりすることも、嫌がらせ行為にあたります。
「お前、アイドルの〇〇が好きらしいな!」といった趣味の暴露や、「貯金額はいくら?」「結婚しないの?」といった干渉をすることで、相手を精神的に支配しようとするのです。
このような干渉・暴露といった嫌がらせ行為は、人目には「ただのコミュニケーション」と写りやすく、誰かに相談しても理解が得られない場合が多くあります。
仕事の妨害行為
職場で受ける嫌がらせとして、仕事の妨害行為を受けるという方もいるのではないでしょうか?
妨害行為とは具体的に言うと、以下のような内容です。
- 業務上で必要な連絡をしてくれない
- ミーティングに呼んでくれない(ミーティングの開催を知らされない)
- 終業時間ギリギリに仕事を振られる
- 1人ではやりきれない量の仕事を振られる
- 仕事を横取りされる
嫌がらせをする側は、困っている相手の様子を見て憂さ晴らしをしています。
また、嫌がらせをされる側は妨害行為によって仕事をこなせないと、焦りを感じたり、無力感を感じてしまうでしょう。
また、はたから見たら仕事をこなせないようにしか見えないため、周囲からの評価も悪くなってしまいます。
無視・仲間外れ
仕事をする上で、人間関係の構築は必須です。
しかし、嫌がらせをする人は、相手の人間関係の構築を邪魔したり、意図的に人間関係から孤立させたりします。
具体的な行為を挙げると、以下のような内容です。
- 部署の飲み会に1人だけ呼ばない
- 挨拶をしても1人だけ無視する
侮辱行為などに比べると周囲に気付かれにくい嫌がらせですが、嫌がらせをされる側はじわじわと精神的に追い詰められていきます。
職場で嫌がらせを受けやすい人の特徴
職場で嫌がらせを受けやすい人には、以下のような特徴があります。
- おとなしく自己主張が苦手
- ミスが多い
- 仕事が遅い
- 仕事の能力が高い
仕事のできが悪く周囲に反感を抱かれていることや、嫌がらせをされても不快感を表せない気弱な性格から、目を付けられてしまうことが多いようです。
また、優秀であるがゆえに反感を買い、嫌がらせのターゲットにされることもあります。
しかし、どのような理由があったとしても、職場で嫌がらせをすることは許されません。
次からは職場の嫌がらせに対する、適切な対応をいくつかお伝えしていきます。
嫌がらせには毅然な対応を
職場での嫌がらせに対しては、毅然とした対応をしていきましょう。
嫌がらせに対する対応としては、以下のような対応が効果的です。
早速1つずつ、チェックしていきましょう!
はっきり嫌だと伝える
勇気のいる行為ですが、嫌がらせにはまず、はっきりと嫌だという旨を伝えてみましょう。
「その言い方やめてもらえますか?」と言い切る方法や、「他の話題にしてもらっていいですか?」などと、バッサリ話題を変えるなどの方法があります。
また、嫌がらせ行為の中には、嫌がらせをしている本人も無自覚に行っている場合もあります。
さらに、コミュニケーションや「いじり」のつもりで、行き過ぎた言動になってしまっている場合もあるでしょう。
面と向かってはっきり不快感を伝えることで、嫌がらせをしている側も、ハッと我に帰るかもしれません。
信頼できる人に相談
職場の嫌がらせは、上司など信頼できる人に相談するのもオススメです。
ここでは「〇〇さんから嫌がらせを受けていてツライ…」といった感情的な面を訴えるのではなく、「業務上に支障が出ている」という面をアピールするようにしましょう。
また、ある程度の規模の会社であれば、ハラスメント相談窓口や社内カウンセラーの窓口が設置されています。
こうした社内の窓口に相談すれば、上司や人事担当者も巻き込んで解決の方向に向かっていくことが可能です。
労働組合(ユニオン)に相談
社内での解決が難しい場合や、対策を講じたにも関わらず嫌がらせが止まない場合には、労働組合(ユニオン)に相談してみましょう。
労働組合とは労働者の職場環境や権利を守るために存在する組織です。
誰でも入会が可能で、個人で入ることができる労働組合も存在します。
職場の嫌がらせには会社ぐるみで行われるものもあります。
八方ふさがりになりがちですが、1人で抱え込んだり我慢せず、労働組合のような専門機関に助言を求めましょう。
職場での嫌がらせ加害者を許すまじ
ここまで、職場での嫌がらせ行為とは何か、嫌がらせ行為に対する対応方法などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
嫌がらせが横行している職場では、嫌がらせをされている人だけでなく、周囲の人にも精神的な負担がかかっています。
また、職場自体が新たな嫌がらせが生まれやすい雰囲気にもなってしまうでしょう。
職場での嫌がらせを解決するために、また、職場の嫌がらせをこれ以上助長しないためにも、毅然とした態度で対応していきましょう。
職場の嫌がらせに悩んでいる方は、ぜひ「ねこの手ユニオン」にご相談ください!
「ねこの手ユニオン」なら、問題の解決までしっかりサポートします。
この記事が職場での辛い嫌がらせの、解決糸口となれば幸いです。