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居酒屋開業で失敗する理由は?失敗例を知ってリスク回避!
起業・開業しても必ず成功するとは限りません。特に飲食業界は激しい競争社会です。
多くのライバル店に勝たなくてはいけませんし、食中毒が出てしまうと一気に閉店になる可能性を秘めています。
そこで今回は、「居酒屋」に焦点を当てて失敗する理由、そしてそのリスクを減らすために必要なことを解説していきます。
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居酒屋開業でやりがちな失敗例
まずは、居酒屋開業にどのような失敗例があるのか見ていきましょう。
この記事を見ている人の中にも、同じような状況の人がいるかもしれません。
・物件が見つからない
開業時に最も時間が必要と言われているのが、物件探しです。
そのため、1ヶ月程度で見つかるだろうと甘く見ていたら半年経ってしまった…というのはよくあります。
・無職期間が長くなった
居酒屋を開業しよう!と考えている人は、現状として他の会社で働いていることが多いはずです。
見通しが甘いまま退職してしまうと、開業までの期間無職になってしまうことがあります。
・資金が足りない
開業には思った以上の資金が必要になることがあります。
開業途中で資金が足りなくなった場合、審査の間何もできない期間ができてしまうでしょう。
・知識不足
物件の契約から取引先との契約、各方面への提出書類などの知識がなくて時間に追われてしまうことも多いです。
・来客数が少ない
予想していた来客数よりも少なくなってしまい、赤字が続いて閉店の危機に陥ってしまうことも可能性としてはあります。
失敗しないためにすべきこと
では、上記のような失敗をしないためには、どのような対策をしていくべきなのか解説していきます。
物件探しの認識を改める
まず、「100%自分の理想に合った物件」は見つかりません。
立地、外観、内装、家賃などすべての条件が自分の理想に当てはまることなどないのです。
そのため、すべての理想を埋める物件ではなく、どこを妥協して何が必要になってくるのか見極める必要があります。
理想だけを追っていては開業などできません。それと同時に、以下のようなことにも気を付けると良いでしょう。
急いで会社をやめる必要はない
意外と多いのが、「独立するには会社をやめてからじゃないとダメ」という思い込みをしていることです。
開業は、やると決めて1週間くらいで始められるようなものではありません。
お金だけでなく、時間も多く使います。
物件探しだけでも半年近くかかることもあり、その間ずっと無職で給料がないのは不安でしかありません。
自分の理想となる物件が見つかるまでは、急いで会社をやめる必要はないのです。
資金調達のコツ
資金調達および融資準備は万全にしておきましょう。
押さえておくべきポイントは以下のようなものになります。
・融資申請は一発勝負
・自己資金は創業予算に対して1/3を目標にする
・事業計画書の作り方を工夫する
融資の申請は何回でも受けることができます。
しかし、最初の申請で落ちてしまった場合、「審査に落ちてしまった理由が過去にある…」というマイナススタートから次の審査が始まります。
それだけ融資を受けにくい状況になるということです。そのため、融資は最初にすべてを懸ける気持ちで臨みましょう。
事業計画書を作成する場合は、「お金を貸す側の立場」になって考えることをおすすめします。
根拠を持った計画書であれば、融資する方も返済される可能性が高いので融資しやすくなります。
計画づくりで失敗しないようにする
商売として成り立たせるためには、採算が立つような事業計画を作る必要があります。
よくあるミスとして、具体的な数字を考えていない点が挙げられます。
事業計画は一発で完成するものではありません。何回も練り直して完成するものです。
輝かしい未来を描きたい気持ちも分かりますが、第三者目線で計画を作っていくようにしましょう。
それに加えて、売上予測も根拠を持ったものにすることが大切です。
楽観視しがちですが、根拠がない売上予測では達成するための対策が取りにくくなります。
まとめ:居酒屋開業で失敗する理由は?失敗例を知ってリスク回避!
居酒屋だけでなく、どのような事業でも失敗する可能性を秘めています。失敗する要因はどこに潜んでいるか分かりません。
大切なのは、失敗しないように対策をしてリスクを落とすこと、そして失敗したとしても対応できる準備をしておくことです。
失敗に対して焦りは禁物ですので、対策を考えておくことで冷静な判断ができるようになります。