開業資金融資の基礎知識!どうすれば通るの?審査が通らない場合はなぜ?

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開業資金の融資を受けるためには、審査をパスしなければいけません。
しかし、初めて融資を受ける事業者様の中には、どのような対策をすべきなのか分からない、と感じている方も少なからずいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、開業資金を調達するために融資制度を利用するための基礎知識を、3つの項目に分けて解説いたします。

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目次

開業資金融資の申し込みに必要なもの

開業資金のために融資を受ける場合は、専用の制度を利用しましょう。
これから開業する人向けの制度には、創業融資という名称のものが多いですね。
名称の通りこれから事業を起こす人向けになっており、創業時をサポートするための融資制度です。

通常、事業者向けの融資やビジネスローンでは申請時に決算書などを提出する必要がありますが、開業前には決算書類はありませんよね。

そういった時は何を用意すればいいのでしょうか?
1.創業計画書
2.事業計画書
3.見積書
4.申込書
5.通帳のコピー
6.資金繰り表
7.本人確認書類のコピー
8.履歴事項全部証明書(法人の場合)
9.印鑑証明書(個人あるいは法人のもの)
10.不動産の登記簿謄本か登記事項証明書(不動産を担保にする場合)

などが必要です。

全ての機関で同じ書類が必要というわけではなく、融資を申し込む機関によって必要書類の内訳は変わりますので、確認して揃えてください。
特に計画書関係はきちんと作成されているかどうかを厳しくチェックされますので、細部まできちんと作りこんでくださいね。

審査を通りやすくするための対処法

創業融資の審査を通りやすくするための対処法として以下のようなものがあります。
・事業計画書がきちんと作成されている
・保証人や担保の有無
・ある程度自己資金が用意されている

事業計画書、あるいは創業計画書は、創業動機・事業者の経歴・取り扱う商品・車や家のローン・資金の調達方法・必要な資金の内訳・1ヶ月ごとの事業の見通しをまとめた書類です。
「きちんと事業計画があるので、お金を返済できる」と融資をする側にアピールするために作成します。
計画性が判断されるため、融資を受けたいからといって、あまりに理想的な見通しにしないことも大切です。

申し込みをする金融機関や制度によって異なりますが、保証人や担保があった方が審査は通りやすい傾向にあります。
これは元本を回収できると金融機関が判断するためで、保証人が必要な制度は金利が低いものが多いです。
ご家族や信頼できる知人など、協力してもらえる人がいれば保証人になってもらうのも良いですが、迷惑をかけないよう言うまでもなく返済は滞りなく行いましょう。

保証人なしで審査に通りやすくするためには、自己資金を増やすことが有効です。
資金を集めることで返済能力がある、目標達成のための計画性があることをアピールできます。

審査が通らない理由を解説

創業融資の審査に通らない時は、以下のような理由が考えられます。

・自己資金が足りない
・事業に関係する経験がない
・返済の根拠が示されていない
・物件がおさえられていない
・融資希望額が高すぎる
・計画書に不備がある
・信用情報に問題がある

など、なにか思い当たることがあれば改善して再度申し込みをするか、審査の通りやすい他の機関を利用しましょう。
書類作成が初めてという場合は、代行サービスを活用すれば手間が省けますし面談対策のアドバイスも受けられますよ。

まとめ:開業資金融資の基礎知識!どうすれば通るの?審査が通らない場合はなぜ?

開業資金融資を受けるには、面談・審査が必要です。
特に問題はなくても、ちょっとした抜けや不備が原因で審査が通らなかったという人も少なくありません。

創業融資は開業資金調達のために大変便利な制度なので、今回ご紹介したポイントをご参考にしてみてください。

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