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【逆セクハラとは?】女性から男性へのセクハラ事例や対処法を紹介!
労働者の性別による差別を禁止した法律の施行以降、男性のセクハラ被害相談が少しずつ増えてきました。
今回の記事では、逆セクハラに悩んでいるという男性に向け、対処法や相談先を紹介しています。
是非、参考にしてみてください!
逆セクハラとは?
逆セクハラとは、一般的に女性から男性に行われるセクハラのことです。
セクハラは、本来男性から女性だけでなく、女性から男性や同性間でも成立するのですが、現実問題として男性側の立場が弱いことから『逆セクハラ』と呼ばれています。
最近では女性のファッションや振る舞いなどをめぐって、女性から男性に行われる逆セクハラが問題となっています。
女性から男性へのセクハラ事例
女性からのセクハラで代表的なものは、下記で紹介する5つのケースがあります。
下記で紹介していない場合も、逆セクハラに該当する場合があります。
- 恋愛や結婚について踏み込む
- 体型や容姿に触れる
- ジェンダーバイアス
- 執拗な連絡を迫られる
- 目のやり場に困る服装
1つずつチェックしていきましょう。
ケース① 恋愛や結婚について踏み込む
職場でのコミュニケーションのなかで、「まだ結婚しないの?」「いい娘紹介しようか?」
など、プライベートな内容を詰めてくる女性がいます。
仕事を早く切り上げるときや、いつもより少しオシャレをしていると「今日はデート?」
という発言を受けた経験がある人もいるのではないでしょうか。
仕事には直接関係ないプライベートな話は不快感に繋がります。
また、不快感のまま仕事をおこなうことで、仕事効率に影響がでることもあります。
仕事に対して不利益な発言はハラスメントに該当するので、覚えておきましょう。
ケース② 体型や容姿について触れる
「太った」「痩せた」「肌荒れがひどい」などの言葉かけも逆セクハラにあたります。
良好な関係性があれば問題ないですが、男性がコンプレックスに感じている部分に触れ、不快に感じることもあるでしょう。
性別に限らず太っていることを異性に指摘されるのは精神的なダメージになりますよね。
男性側の身体を心配しての発言と考えることもできますが、指摘された男性が不快に感じた時点でハラスメントになります。
ケース③ ジェンダー・バイアス
ジェンダー・バイアスとは簡単に説明すると「性的偏見」という意味です。
「男のくせに…」「男だから…」といった発言は偏見や差別的な発言で、ハラスメントにあたります。
例えば、「男だから重たいものを持って」と荷物を持たされたり、「男だからいっぱい食べられるでしょ」と食べることを強要されたりといったケースが考えられるでしょう。
女性の社会的な役割が尊重されたことで、女性軽視の発言や仕事内容は見直されてきました。
しかし、男性に対してのハラスメント問題が浮き彫りになっています。
女性から男性への偏見をもった言動は、逆セクハラに該当する可能性があります。
ケース④ 執拗な連絡を迫られる
女性からのランチの誘いや仕事以外の過度な連絡はセクハラに該当します。
上司が女性の場合、断ることで社内の立場を危うくしてしまうのではないかと不安に感じることもあるでしょう。
社内の立場を利用した誘いや連絡は、精神的負担が大きなものとなるので早めに対処することをおすすめします。
ケース⑤ 目のやり場に困る服装
露出の高い服を着ている女性が職場にいる場合、目のやり場に困ります。
「目線をどこに向ければいいか分からない」「セクハラと言われてしまうかもしれない」と心理的な圧迫が起こっている可能性が高いです。
セクハラは、相手が「不快に思うかどうか」が判断基準となるので、上記のケースも逆セクハラに該当します。
セクハラの定義
セクハラとは、「職場におけるセクハラ」は、男女雇用機会均等法(正式名「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律」)により定義されています。
- 職場において従業員の意に反する性的な言動が行われること
- 性的な言動を拒否したり抵抗したりすることによって解雇や降格、減給などの不利益を受けること
- 性的な言動によって職場の環境が悪くなり、従業員の能力の発揮に重大な悪影響が生じること
セクハラは一般的に男性から女性に対してと認知されています。
しかし女性から男性、同性同士でもセクハラ行為は起こることがあるので覚えておきましょう。
逆セクハラの割合
日本労働組合総連合会の調査結果では、20代~30代の男性では、約20%の人が逆セクハラを受けたことがあると回答。
5人に1人と考えると、身近に潜むトラブルだと分かります。
次項からは、実際に女性から逆セクハラを受けた場合の対処法を紹介していきます。
女性からの逆セクハラの対処法
女性から逆セクハラを受けた場合の対処法として考えられるのは以下の通りです。
逆セクハラ対処法
- 直接伝える
- 弁護士に相談する
- 会社の相談窓口を利用する
- 労働組合(ユニオン)を利用する
上記の対処方法について1つずつ紹介していきます。
実践できるものを確認してください。
直接伝える
セクハラを行う女性に対して、自分の気持ちをしっかりと伝えることです。
一番即効性があり、効果的ですが、相手に直接伝えるとのはとても勇気のいることです。
また、相手が上司の場合も考えられます。
社内での立場に不安が増えるようであればおすすめできません。
弁護士に相談する
弁護士はセクハラ問題の相談から解決までおこなってくれます。
また、弁護士には守秘義務がありますので、必要以上に公になることを防げるでしょう。
弁護士に依頼する場合は、まとまった費用が必要になるので認識しておきましょう。
弁護士にも得意分野・苦手分野がありますので、セクハラ問題を得意としている弁護士を探すようにしましょう。
会社の相談窓口を利用する
最近ではハラスメントに対する取り組みが義務化されているため、ハラスメントに対する窓口が設けられている会社が増えてきています。
会社の相談窓口の利用では、逆セクハラに対しては女性が男性から受けるセクハラよりも軽視される傾向にあるので、証拠や証言を集めておく必要があります。
会社の相談窓口の利用は、会社内で風評被害にあうこと可能性が高いので注意してください。
また相談窓口は必ず設けられているとは限らないので、会社に確認してみましょう。
会社の相談窓口の利用の気が引ける場合は、外部労働組合の利用をおすすめします
労働組合(ユニオン)を利用する
会社の相談窓口、弁護士以外で相談先を探している人は、労働組合(ユニオン)の利用をおすすめします。
労働組合は、相談しやすく、労働者の味方となり、解決に導いてくれる組織です。
労働組合もさまざまな種類がありますが、その中でも「ねこの手ユニオン」という労働組合がおすすめです。
様々なハラスメント事例や退職代行などの情報が掲載されていますので参考にしてみてください。
ねこの手ユニオンでは下記の特徴があります。
ねこの手ユニオンの特徴
- 着手金無料
- 相談無料
- 加入費・組合費無料
ねこの手ユニオンへ加入したからといって、ユニオンの活動を義務付けられることもないので安心です。
逆セクハラの問題はねこの手ユニオンに相談しよう
職場で逆セクハラを受けている状態は精神的に不安定になりやすく、うつ病や対人恐怖症などの病気を引き起こすこともあります。
できるだけ早い段階で相談していくことが望ましいのですが、会社の上司や同僚にはなかなか相談しにくいのが逆セクハラの特徴です。
逆セクハラに悩んでいる人は「ねこの手ユニオン」に相談すると、解決までサポートしてくれます。
ねこの手ユニオンは、相談料・利用料が無料で使え、LINE・メールでの相談も24時間受付しています。
逆セクハラが深刻化する前にねこの手ユニオンへ相談し、あなたの悩みを解決していきましょう。