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ホワイト企業の特徴とは?ホワイト企業なら労働問題は起きない!?
「ブラック企業」とは、労働者をよくない待遇で働かせている企業のことをいいますよね。
「ホワイト企業」はその逆でしっかりとした待遇で労働者も不満なく働ける環境が整った企業のことです。
「うちの会社はホワイト企業だから、ブラック企業のような労働問題とは無縁だな」
とお考えの方もいるでしょう。
しかし、ホワイト企業でも労働問題が起こってしまう場合があります。
そもそもホワイト企業がどういった企業なのか、詳しくわからない方も多いのではないでしょうか?
この記事ではホワイト企業の特徴を詳しくみながら、ホワイト企業でも起こりえる労働問題をご紹介していきます。
ホワイト企業の特徴:給料・待遇・福利厚生
ホワイト企業の特徴その1は皆さんが恐らく一番気になるであろう給料面についてです!
ホワイト企業の給料
ホワイト企業では給料が高い傾向があります。
「仕事量がめちゃくちゃ多くて給料が高い」
「労働時間がめちゃくちゃ長くて、休みも少ないが給料は高い」
こういった場合は、ホワイト企業とは言い難いですよね。
高い給料をいただくだけの労力と時間を使っているので労働者は当然だと思うだけです。
「仕事量に対しての給料が高めだな」
と思われることが多いのがホワイト企業の特徴です。
同じ業種、同じ仕事の他の企業と比べて高いというのもポイントです。
同じ仕事をするのならもらえる給料は高い方がよいと思うのが普通ですよね。
労働者への感謝を忘れず、きちんと報酬として返してくれる企業がホワイト企業といえるのではないでしょうか。
ホワイト企業の待遇
ホワイト企業は労働者への対応もよいです。
- 有給休暇を取得しやすい
- 育休がとれる
- オフィス環境がよい
- 残業がない
- きついノルマなどもない
ホワイト企業での待遇は以上のようなものがあります。ブラック企業ですとこの逆になっていることが多いですね。
有給休暇の取得は労働者の権利ですが、無言の圧力などで取りづらい会社もあります。しかし、ホワイト企業では社員が有給休暇を取得しやすいような労働環境が整っています。
オフィス環境がよいのもホワイト企業あるあるです。社員が気持ちよく仕事ができるように、清潔に保ことはもちろんデザイン性が優れていたり機能性がよいなどさまざまな工夫がされています。
ブラック企業といえば、長時間のサービス残業が思い浮かびますよね。
ホワイト企業では残業が全くないか、労働者の負担にならない程度にしかない場合が多いです。
ホワイト企業の福利厚生
ホワイト企業では福利厚生もしっかりとしています。
福利厚生には「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」の2種類があります。
法定福利厚生
- 健康保険
- 介護保険
- 厚生年金
- 雇用保険
- 労災保険
法定福利厚生は法律的に義務付けられているので、どこの企業でも提供されます。
法定外福利厚生
法定外福利厚生は多岐にわたるため、よくある例をご紹介します。
- 住宅手当
- 通勤手当
- 児童手当
- 資格取得費
- 人間ドック補助費
- 健康診断の実施
- 特別休暇
- 社員旅行
法定外福利厚生は、法律的に義務付けられていないため会社が独自に設けています。
ホワイト企業では、法定外福利厚生の充実が多い傾向にあります。
ホワイト企業の特徴:人間関係
ホワイト企業では人間関係が良好なことも多く、人間関係が良好になるためにはいくつかの理由があります。
社員のストレスが少ない
ホワイト企業で人間関係が良好な理由のひとつが、社員のストレスが少ないことです。
ホワイト企業では、給料もよく社員への待遇もよいためストレスがたまりにくいのです。
ストレスがたまったとしても、リフレッシュ休暇をとることができるなど、社員が気持ちよく働ける環境が整っています。
働いている人同士ストレスが少なければ摩擦も起きにくく、人間関係も良好になりますよね。
残業が多く休みが少ないなどストレスだらけの状態では、部下や同僚などに横暴な態度をとってしまいがち。
ストレスが少ないということは人間関係にもおおいに影響してくるのです。
よい人材を集めやすい
ホワイト企業で働きたいと思う方は多いですよね。希望者が多いということはよい人材を会社側が選んで雇うことができます。
会社側が人材を選ぶ際に、人柄や人間関係を円滑にできるかというポイントも見ています。
他人との関係をきちんと作れる人材が多くなる傾向があるので、ホワイト企業は人間関係が良好になりやすいです。
離職率が低い
ホワイト企業で働いているのに退職したいと考える人は少ないですよね。できれば長く働いていたいと考えるのではないでしょうか。
ホワイト企業ではその居心地のよさから離職率が低い傾向にあります。長く働く社員が多ければ、社員同士の仲間意識も高まります。
長い期間一緒に仕事することで仲も深まり、人間関係も良好になることが多いです。
ホワイト企業の特徴:求人・採用
「ホワイト企業で働きたい!」
と思う方は多いですよね。ホワイト企業の求人と採用の特徴をご紹介します。
ホワイト企業は当然人気が高く、求人もなかなか見かけることがないです。ホワイト企業は社員の居心地がよいため、辞める人が少ないのも求人が出ない特徴のひとつです。
ではホワイト企業で働きたい場合は、どうすればよいのでしょうか。
ホワイト企業での求人は新卒向けに出されていることが多いです。離職率が低いので人手に困ってはいませんが、新卒の若い社員を育てる必要があるためです。
新卒ではない人はホワイト企業には入社できないのでしょうか?
ホワイト企業の場合、何らかの理由で急に人が辞めて求人しているなどをクチコミで知ることもあります。
特におすすめなのが、実際その会社で働いている友人などからのクチコミです。ホワイト企業で働いている友人がいる場合は、求人がないかどうか聞いてみるのもよいですね。
ホワイト企業の場合は人気が高いので、求人が出されるとすぐに募集が埋まってしまうこともあります。
ホワイト企業で働きたい場合は、こまめに求人をチェックしておくとよいですよ!
運よくホワイト企業の求人を見つけても、採用されなければ意味がありませんよね。
ホワイト企業は人気が高く、優秀な人材もたくさん応募します。また、離職率が低いため人手にも困っておらず納得のいかない人材は採用しません。
ホワイト企業に採用されたければ、自分のスキルを磨いておく、面接でのアピールなど他者との差別化を狙いましょう。
ホワイト企業なら労働問題は起こらない?
これまでホワイト企業の特徴をご紹介してきました。ホワイト企業は社員への待遇がよく、働きやすい環境だということがわかりましたよね。
今の職場で労働問題にお悩みの方は、ホワイト企業への転職も考えていることでしょう。
「ホワイト企業なら労働問題なんて起こらないよね」
ちょっと待ってください!ホワイト企業だからといって、労働問題が絶対に起こらないわけではありません。
ホワイト企業でも繁忙期には残業が多くなったり、パワハラやセクハラ上司が存在することもあります。
せっかくホワイト企業に就職できたのに、パワハラ・セクハラ上司のせいで辞めることになるのは嫌ですよね?かといってまたハラスメントを我慢し続けるのもつらいです。
ホワイト企業でも万が一、労働問題に直面してしまった場合は、専門家へ相談することで解決できる場合があります。
労働問題が起きた時の相談先は?
「労働問題が起きてしまった時、一体誰に相談すればよいの?」
そんな方におすすめなのが「ユニオン」です。
ユニオンとは労働組合のことで、労働問題のプロが相談に乗ってくれます。
ユニオンの中でも特におすすめなのが「ねこの手ユニオン」です。
ねこの手ユニオンでは、相談料や組合費が無料なので気軽に相談できます。
LINEでの相談受付も行っていますので、労働問題で悩んだ時はまず相談してみることをおすすめします。
労働問題の解決に最適な相談先は?
セクハラ・パワハラなど労働問題の解決に繋がる相談先を5つ紹介します。
- 厚生労働省による労働相談窓口
- 法テラスによる相談
- 弁護士事務所への相談
- 労働組合への相談
- 社労士に相談
それぞれどのような方におすすめかを次から説明していきます。
厚生労働省による労働相談窓口
厚生労働省が管轄している労働相談窓口の「総合労働相談コーナー」です。
厚生労働省による相談窓口なので、信頼感があります。
全国各地の労働局と連動しているので、電話と対面窓口での相談が可能です。
- 「窓口で相談してもらいたい」
- 「ひとまず匿名で相談できるとことが良い」
上記に当てはまる人におすすめの相談先です。あくまで相談のみとなるので具体的に問題解決したい人は別の相談先をおすすめします。
法テラスによる相談
法テラスによる相談は、法律を一般の人にも身近にすることをコンセプトに作られた場所。
相談は無料で法的な知識を分かりやすく教えてくれ、問題解決へのアドバイスをくれます。
弁護士と連動しているので、労働問題による法的処置が必要な場合の対処も可能です。
また、電話相談窓口もあるので気軽に利用できます。
- 「労働問題解決について法的な見解を聞きたい」
- 「セクハラ・パワハラの相談を専門家にしたい」
上記の内容に当てはまる人におすすめです。
弁護士への相談費用は決して安くないので、費用負担を抑えて相談したい人におすすめです。
弁護士事務所への相談
法律の専門家による相談。弁護士を利用し、労働問題の解決に役立つ相談をしたい。
電話相談窓口よりも、弁護士による直接的なアドバイスがもらえるのが、弁護士事務所のメリットの1つです。
労働問題を法的に解決するなら弁護士に任せたいという方に、おすすめです。
労働組合への相談
労働組合は、労働者を守る団体です。労働者を守るために相談にも真摯に向き合ってくれます。
特徴の1つに、労働問題も弁護士事務所よりも安く解決できますよ。
また労働組合は、あなたと企業との間に入り、企業への交渉や対応をしてくれるのもメリットの1つとして挙げられます。
一般的な労働組合は、年会費や組合費がかかりますが「ねこの手ユニオン」であれば無料で相談ができます。
その他の相談を受けてくれる機関の紹介
以上で紹介した場所以外にも、相談に乗ってくれる機関があります。
労働問題の法的な相談ではなく、あくまで悩みの相談を聞いてくれる程度です。
気軽に利用できるものも中にはあるので、参考にしてくださいね。
会社の相談部署
大中規模の企業であれば、会社の中に相談窓口専用の部署があるはずです。
具体的な労働問題の内容を相談し、上司や部署に事実確認を行ってくれます。
上司による社内の労働問題を解決したいと考えている方は、相談窓口を利用してみてはいかがでしょうか。
もし、あなたの所属している企業にもあるのなら、気軽に相談ができるでしょう。
ただし、今後も企業に勤めることを考えると、不利益になるかも知れないことを念頭に置きましょう。
心療内科への相談・受診
労働問題が続き下記のような症状や被害が現れた場合、慰謝料請求等のためにも病院に相談や受診することを勧めています。
- 会社に行く(上司の顔を見る)と変な汗や原因不明の腹痛が起こる
- 精神的に追い詰められて会社に行きたくない
上記のように、精神的にも影響が出るようでしたら、医者に診断してもらい診断書をもらっておきましょう。
精神的な物は目に見えないため、抱え込むのではなく、病院に相談することをおすすめしています。
今回紹介した中で最適な相談先は「ねこの手ユニオン」などの労働組合です。
労働問題の解決のノウハウやスキルが高く、弁護士事務所よりも安い費用で解決に繋がることが期待できますし、社外の相談窓口なのでしがらみもなく安心です。