本記事にはプロモーションが含まれている場合があります
人間関係が原因で仕事に行きたくない人必見の対処法&相談先
「職場でいじめに遭っていて辛い」
「上司のパワハラが辛すぎて会社にいけなくなってしまった」
そんな経験はありませんか?
証拠があれば、上記のようなハラスメントで賠償金を請求することも可能です。
この記事では、賠償金を請求できる場合とどのようなものが証拠になるのかを解説します。
これを読めばあなたも、不当なハラスメントをする人に対して戦っていけるはずです。
人間関係が原因で仕事に行きたくない場合の対処法
人間関係が原因で仕事に行きたくない状況としては下記が挙げられます。
- 職場でいじめに遭っている
- 上司からのパワハラが辛い
- セクハラに悩んでいる
- 休みを取らせてもらえない
上記のハラスメントにおいて、下記の事項は共通で言えることです。
慰謝料が請求できる場合
慰謝料が請求できる場合は下記を満たすものです。
- 仕事上の優越的な関係を背景にした言動がある
- 業務として必要・適切な範囲を超えている
- 労働者の就業環境が害される
証拠になるもの
下記の2点の証拠を集めることが必要です。
- 事実が確認できる証拠
- 被害によって被った精神的・肉体的損傷の事実
具体的に、それぞれの場合においてどのような場合で慰謝料が請求できるのか、また証拠になるものは何かを順に見ていきましょう。
職場でいじめに遭っている
慰謝料が請求できるとき
具体的には下記のような例があります。
- 暴力
- 人格を否定する言動
- 人間関係から切り離しをされる
暴力は当然ですが、精神的な暴力もいじめに該当します。
証拠になるもの
- いじめの様子を録画したビデオ・レコーダー
- いじめの様子を記録した日記
ボイスレコーダーはスマホでアプリを入れるのも良いですね。
ペン型のボイスレコーダーも3,000円程度で購入できますよ。
録音できるかどうか不安な場合は、スマホの録音機能とレコーダーで2重に録音しておくと安心です。
自分が具体的にどのような記録を受けたのかメモに残しておくのも有効な手段です。
「いつ、どんな状況で、どんなことをされたのか」を簡潔にまとめておきましょう。
このとき、感情を交えずに事実を記載していく方が信ぴょう性が高まります。
上司からのパワハラが辛い
慰謝料請求できるとき
- 理由もない叱責
- 解雇をちらつかせて相手をおどす
- 叱責などによりうつを発症した
- プライバシーの侵害
理由もなく叱責されるのはパワハラです。
叱責の頻度も頻繁であれば、業務範囲を超えていると言えるものが多いでしょう。
具体的には、1日に何度も上司から激しく叱責されているのであればそれは適切な範囲とは言えません。
恋人の有無に関してしつこく聞かれるのもパワハラに該当します。
業務の遂行に上記の事項は関係のない事項であるためです。
証拠になるもの
- パワハラの現場を録音・録画したもの
- メール本文
- パワハラの内容を記載した記録
- 職場の同僚の証言
こちらもボイスレコーダーなどでの記録がオススメです。
ペン型のボイスレコーダーであれば相手に録音を気づかれにくいです。
なお、パワハラの記録は必ず自分のメモに残しておきましょう。
もちろん、パワハラを受けているときはメモを取る気にもなれないかもしれませんね。
ですが、簡潔なメモでも後で証拠として役に立つかもしれません。
自分がどれだけ不当な扱いを受けているのか冷静に判断する良い材料にもなりますよ。
筆者もパワハラを受けたことがあるのですが、自分だけ別室に連れていかれて恫喝されることもありました。
上司も別室に連れて行くと人目につかないからそのようにしたのだと考えます。
別室で叱責を受けると他人の目がないので叱責も激しくなりがちです。
そのようなことがあった際も、記録に残しておけば後に証拠になります。
度重なる叱責を受けている場合は、同僚がそれを目撃していることもあるかもしれませんね。
同僚の証言も証拠になりえます。
同僚も見方につけて証拠集めをしていきましょう。
セクハラに悩んでいる
慰謝料請求できるとき
- 意にそぐわない性交渉
- 拒否しているのに身体的接触をされた
- 愛人になるよう求められた
性交渉はもちろんですが、自分が不快に思えばそれはセクハラです。
証拠になるもの
- セクハラされているときの動画
- セクハラの際のボイスレコーダー
- 他の人に悩みを相談したときのメール
- 被害者の日記やメモ
セクハラされているときの動画はなかなか撮影しにくいものがあるかもしれませんね。
例えば、私が実際に上司から盗撮されたときは先輩が協力してくれました。
具体的には、上司が私を盗撮しているところを先輩が撮影しようと試みました。
実際はすぐに良い証拠が撮影するのは難しかったので、ある程度期間を以て証拠集めをするのがオススメですよ。
私の例のように、自分以外の協力者をつくると証拠集めがスムーズになります。
上司からセクハラを受けているのであれば、先輩や上司の更に上の役職の人に相談するのも手です。
自分から言いにくいのであれば、先輩から上の役職の人に掛け合ってもらうのもよいでしょう。
一人で抱え込んでしまうのは一番良くありません。
また、セクハラはデリケートな内容であるので感情的になってしまうこともあるかもしれません。
自分が大きく考えすぎでは?と考えてしまうこともありますよね。
そんなときは、1回メモに自分が受けた事実を記載してみましょう。
事実を書くことで内容の整理にもなりますし、証拠もなります。
休みをとらせてもらえない
慰謝料請求できるとき
- 休みを取りたいといっても拒否され、他の時期にも休みを取らせてもらえない
- 4年働いているのに一度も有休を取ったことがない
休みを取りたいといって、他の時期にずらしても休みが取れないのはおかしいです。
会社の雰囲気的に有休が取得しにくい、といったこともあるかもしれませんね。
しかし、有休の取得は労働者の権利です。
証拠になるもの
- 社内規定を印刷して残しておく
- 出勤・休暇の記録
- 有休取得妨害の記録を集める
社内規定に有休に関しての規則があるはずです。
それを印刷して残しておきましょう。
なお、出勤の記録も残しておきましょう。
有給取得妨害の記録を残すことも大切です。
メールや電話で有休取得を阻むようなことを言われたら必ず記録に残しましょう。
仕事の人間関係で悩んだらユニオンに相談を
仕事の人間関係が上手くいかないと本当に辛いですよね。
私も職場の上司からパワハラ・セクハラを受けていたときは辛かったです。
実際、証拠を集めようとする段階になると、やるべきことが明確になるので気持ちが落ち着くことでしょう。
それでも自分の努力のみでは解決が難しい時は、ユニオンの力を借りるのはいかがでしょうか?
ユニオンとは、企業の枠を超えて労働者を組織する労働組合のことです。
域内の同業種や隣接業者の労働者が集まり組織しています。
自分の会社に労働組合がない人や、自社の労働組合があてにならない人も安心ですね。
たくさんのユニオンがありますが、費用や体系なども様々です。
ねこの手ユニオンは相談から企業との交渉まで一括で代行してくれる労働組合です。
気楽な気持ちで問い合わせしてみてください。
ねこの手ユニオンは組合費・相談費用も無料です。
一人で抱え込まないで、まずは相談してみましょう。