過重労働の基準を超えてない?労働者の身を守る過労死ラインを理解しよう

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いつも終電ギリギリまで残業してるから、ずっと体がダルくて…。
そ…それは、大変だ。ゆっくり休んだほうがいいね。
それに残業代を全額もらえないから、仕事がキツい割に給料は少ないの。
ブラック企業!?体を壊す前に相談しないと。相談先を教えてあげるから、一緒に対策を考れば、残業代もちゃんと払ってもらえるよ。

終電ギリギリまで残業する日が続くなら「過重労働」の可能性大!
過重労働は、「過労死ライン」と言われる危険な働き方です。
過重労働で働き続けると、命に係わる病気に繋がるかもしれません。

ここでは、「過重労働」になる残業時間の基準や、その対処法を解説いたします。
この記事を読めば、体を壊す前に、過重労働から抜け出す方法が見つかるでしょう。

目次

労働者の身をむしばむ過重労働とは?

過重労働を続けると、心筋梗塞や脳梗塞など、怖い病気になるリスクが高まります。
さらに、過重労働からうつ病が発症してしまうと、過労が原因で自殺する人も。
過重労働は、過労死に直結する危険な働き方と言えるのです。

長時間労働との違い

残業時間の上限は、1ヵ月45時間、2ヵ月81時間、3ヵ月で120時間、1年で360時間までと決められています。

法律で決められた上限を超える残業は、「長時間労働」に当たります。
さらに長時間労働の中でも、健康を脅かす危険な働き方が「過重労働」です。

過重労働の基準

過重労働にあたる残業時間の基準は、下記の通り。

  • 1ヵ月で100時間以上
  • 2ヵ月~6ヵ月連続で80時間以上

医師から見て、重大な病気のリスクが高い長時間労働が、過重労働の基準になります。

命に係わる「過労死ライン」とは

過重労働で睡眠不足が続くと、体や心の健康を徐々にむしばんでいきます。
命に係わる病気になりやすいので、「過労死ライン」とも呼ばれてことも。

過重労働が続くとかかりやすい病気

過重労働が原因でかかりやすいのは、下の3種類の病気です。

  • 脳梗塞など「脳の血管の病気」
  • 心筋梗塞など「心臓の病気」
  • うつなどの「精神疾患」

うつ病を治療しないで放置すると、過労自殺に発展する可能性があります。
脳梗塞や心筋梗塞とともに、精神疾患も「死に至る恐ろしい病」と言えますね。

過重労働と病気のリスク

残業時間が月80時間以上でなくても、月45時間以上の残業がずっと続くのも要注意です。
残業時間の長さと、病気のリスクの高さの関係をまとめてみました。

月の残業時間 期間 病気のリスク
100時間以上 1ヵ月以上 高い
平均80時間以上 2~6ヵ月以上 高い
平均45時間以上 常態化する 期間が長くなると高まる

過重労働で労災が下りる基準は?

病気の原因が「過重労働」だと認められると、労災が下ります。

「過重労働」の基準を満たせば、労災が認定される可能性が高いようです。

労災が認められる主な病気

脳の血管の病気 心臓の病気 心の病気
脳出血
くも膜下出血
脳梗塞
心臓の病気
心筋梗塞
狭心症
心停止(突然死)
解離性大動脈流
うつ
統合失調症
気分障害
神経症性障害
(ストレスが原因の体調不良)など

<心の病気の労災基準>
病気になる直前の残業が
・1ヵ月で約160時間以上
・3週間連続で120時間以上
・2ヵ月連続で120時間以上
・3ヵ月連続で100時間以上

労災は、仕事が原因の病気やケガで、出社できなくなった時に下りるお金。
治療費と休職中の給料の80%分を保障してくれます。

最近では、体の病気だけでなく、心の病気でも労災が下りるようになりました。

傷病手当をもらってもよい

脳や心臓の病気と比べて、精神疾患は「労災」だと証明するのが難しい病気です。

なかなか労災が下りない場合は、とりあえず傷病手当を申請してみることをおすすめします。

心の病気が労災の基準に満たなくても、出社できないなら手当はもらえます。
もし、途中で労災が認められれば、傷病手当から労災に切り替えることも可能です。

「過重労働」への対策

過重労働がつらい時は、下の2つのことを守りましょう。

  • 目先の仕事より自分の身体を大事にする
  • 一人で悩みを抱え込まない

次に、過重労働で困ったときの対策を、詳しく説明していきます。

過重労働でつぶれる前にやるべき事

過重労働で体を壊して出社できなくなっても、クビにはなりません。
とりあえず休職して、手当をもらいながら、ゆっくり心と体を休ませることが大切です。
しっかり休んで体調を整えないと、病気が再発するかもしれません。

あなたは、過重労働で体が悲鳴を上げるまで頑張りましたよね。
ですから、周りに遠慮せず堂々と休んでくださいね。

過重労働をなくすのは会社の義務

会社は従業員を安全に働かせる「安全配慮義務」があります。

「過重労働」で従業員を働かせるのは、会社が義務を果たしていないだけ。
あなたが仕事ができないから「過重労働」になるわけではありません。

過重労働にならない労働時間

過重労働にならない安全な労働時間は、1日8時間、週40時間まで。
「労働基準法」という、働く人を守る法律で基準が決められています。

過重労働をなくして、安全に働ける職場にするのは、会社の義務なんです。

ストレスチェックで過重労働を予防

怖い病気の原因にもなる「過重労働」ですが、病気になるまで問題に気付きにくい部分でもあります。

そこで、自分が「過重労働」で危険な状態かどうか、ストレスチェックで調べてみましょう。

厚生労働省「こころの耳」の公式HPでは、簡単なセルフチェックが出来ますよ。

参考URL:厚生労働省「こころの耳」

過重労働を押し付けられたら…

会社は従業員の健康を守る義務があるので、過重労働をさせてはいけません。
あなたが過重労働を拒否しても、クビには出来ないはずです。

それでも残業を拒むと、会社が退職をチラつかせてきたら、労働基準監督署や労働組合(ユニオン)に相談しましょう。
過重労働を押し付けられたり、退職を勧められたりしても、我慢しなくていいんですよ。

仕事が合わないなら転職もアリ

配置転換や人を増やすなどして、過重労働を無くせない職場は、復職できても心配です。
後遺症で以前と同じペースで働けない人や、病気の再発が心配な人は、転職を考えてもいいでしょう。

さらに、過重労働がなくなっても、不満や不安が残るなら、仕事が合わない可能性があります。
適性がない仕事を続けるのは、周りも自分も疲れてしまいますよ。

休職を利用しながら、自分の将来をじっくり考えてみて下さいね。

無料で相談できる「0円退職代行ドロン」

過重労働を強いる会社の多くは、人の入れ替わりが激しく常に人手不足です。
いざ退職を願い出ると、それを渋る経営者もいますよね。

退職願いを拒否されるなど、話し合いが上手くいかない時は、退職代行に相談するのがおススメです。

その中でも「0円退職代行ドロン」は、外部労働組合「ねこの手ユニオン」が運営する退職代行。
労働組合が運営しているので、有利な条件で会社と交渉するのが得意です。
さらに、条件次第で実質0円になるなど、利用料も格安ですよ。

過重労働なのに残業代が少ないなら…

過重労働を強いるブラック企業の中には、残業代をごまかす会社があります。
ここでは、過重労働の残業代を全額もらうコツを解説いたします。

過重労働の証拠を集めよう

残業代を請求するには、過重労働を証明する証拠が必要です。
過重労働を記録した証拠や、下の書類を揃えておきましょう。

過重労働を記録した証拠

タイムカードや勤務時間表のコピー
パソコンや仕事用メールのログイン記録
交通ICカードの通過記録

残業時間の基準になる書類

雇用契約書
就業規則

会社と交渉しよう

過重労働の証拠が揃ったら、まずは会社と交渉してみましょう。
その方が、お互い余分なエネルギーを使わず、問題をスムーズに解決できますよ。

ただ、過重労働の残業代は、会社にとって費用がかさみます。
ブラックな会社だと、過重労働を認めたがらない会社も存在するのが事実です。

会社が過重労働を認めない時は?

証拠を揃えて交渉しても、会社が過重労働を認めない時は、外部に助けを求めましょう。
過重労働の悩みを相談できる所を紹介します。

労働基準監督署へ相談

過重労働の困りごとがあれば、まず労働基準監督署に相談しましょう。
無料で相談できて、予約も要りません。

厚生労働省の㏋から、最寄りの労働基準監督署を探せますよ。
https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/soudan/

ただ、無料で相談できる労働基準監督署は、常に手一杯な状態です。
証拠が足りないと、なかなか動いてくれないことがありますね。

弁護士に相談

プロにお金を払うので、過重労働の相談も機敏に対応。
法律に詳しいスタッフが、難しい交渉をサポートしてくれますよ。
その代わり、プロの手厚いサポートがある分、費用は高めになります。

労働組合へ相談

弁護士以外に問題の解決に動いてくれる相談先として労働組合があります。
労働組合は会社にある場合もあれば、合同労組といって外部の労働組合もあります。

労働組合によっては組合費が必要ですが、弁護士費用に比べるとだいぶ安く抑えることができます。
なかには組合費無料の労働組合もあるので、そういった組合を利用するのもおすすめです!

まとめ

過重労働がつらい時は、一人で悩まず誰かに相談することが大切。
ただ、労働基準監督署に相談しても、なかなか動いてくれないことがあります。

かといって、法律事務所に頼むのは、費用が高いことがネックですよね。
たとえ残業代を全額もらっても、弁護士費用の方が高くついたら、意味がありません。

そこで、費用をかけずに相談できるのが「ねこの手ユニオン」。
組合費無料の労働組合なので、低コストで難しい問題を解決できるんです。
過重労働がツラいなら、ねこの手ユニオンで悩みを話してみませんか?

この記事は執筆された時点での情報を元に記載されております。文書・写真・イラスト・リンク等の情報については、慎重に管理しておりますが、閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 記載内容や権利(写真・イラスト)に関するお問合せ等はこちら

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この記事を書いた人

過去の会社で弁護士を通じて未払いの残業代を請求し2年分の残業代の奪還に成功しました!この過程で、自身と同じような悩みを抱える人がまだまだ多く存在することに気づき、みんなの悩みや疑問を解決するために役立つ情報を発信します!

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