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【職場のセクハラ対策】セクハラ上司にうんざり!解決方法を紹介
現在、深刻な社会問題になっているセクハラ。特に多いのが、職場でのセクハラです。今回は、職場でのセクハラの事例や対策をご紹介します。
実際にセクハラを受けてしまった女性は約40%もいるそうですよ。
職場での上司の言動がものすごく不快……。
職場で受けている行為がセクハラになるのか分からずモヤモヤする…。
泣き寝入りはしたくないけど、職場にいづらくなるのも避けたい…。
職場でのセクハラにもう限界で退職したいけど、人も足りてないし言いづらい…。
など
「これはセクハラ?」と迷っている方や、「どこに、どのように相談したら良いかわからない!」という方や、「職場を訴えたい!会社に慰謝料請求したい!」という方もぜひ参考にしてみてください。
これってセクハラ?職場のセクハラの定義
セクハラとは、正式名称を「セクシュアルハラスメント」といいます。日本語に直訳すると「性的な嫌がらせ」という意味です。
『男女雇用機会均等法』では、職場のセクハラの定義は以下のように定められています。
・労働者の意に反して行われる性的な言動への対応により、労働者が不利益を受けること
・性的な言動により労働環境を害されること
この『労働者』は社内に限らず、取引先や請負先のほか、派遣社員など正社員ではない人も該当します。
近年は女性だけでなく、男性が被害者のケースや同性間のセクハラも増えているそうです。
職場のセクハラは、大きく分けて「対価型セクシュアルハラスメント」と「環境型セクシュアルハラスメント」の2種類あります。
この2種類のセクハラについて、具体例をみながら違いを理解していきましょう。
対価型セクハラ
対価型セクハラは多くの場合、上司が部下に対して職場での力関係を利用して労働者の意に反する性的な言動が行われます。
特定の相手に対して隠れて行われることも多く、断りにくい状況で行われることから被害は深刻なものになりがちです。
対価型セクハラとはわかりやすく伝えると、性的な言動に対して労働者が抵抗したり拒否したことを理由に減給、降格、解雇などの不利益な取り扱いをすることです。
対価型セクハラの具体例としては、以下のようなものがあります。
労働者に対して、よい成績評価などを与えたり給料を上げる条件として、性的な関係を持つように迫る例。
・今度、性的関係を持ってくれたら昇格させてあげるよ
・今晩、夜の相手をしてくれたら契約の更新をしてやるよ
・大事な仕事を君に頼みたいから今日の夜1人でホテルに来て
労働者が性的な関係を拒んだ場合に、労働条件で不利益な扱い「解雇」「不利益な配置転換」「降格」される例。
・誰もいない部屋に職場の上司が部下に対して連れ込み、性的な関係を要求したが拒否されたために、その部下を不当に解雇すること
・出張中に車の中で、上司が部下の太ももや胸などに触ったときに部下に拒否されたのをきっかけに、その部下に対して条件の悪い部署に配置転換をすること
・職場の中で、上司が日頃から部下に「ラブホテルに行こう」と誘っていたが、それに対して部下に「それはお断りします」と抗議されたため部下に対して降格をすること
など
環境型セクハラ
環境型セクハラは職場での仕事上の力関係を利用するというよりは、職場の雰囲気が女性にとって不愉快なものとなっている場合に多く発生します。
性的な言動をする人にも悪気がないことがあり、女性社員にとっても不愉快と思うかどうかには個人差があります。
そのため、違法なセクハラに該当するかどうかは微妙な判断になることも多くあります。
また、相手を不快に思わせるだけでも、セクハラの可能性があることを知っておきましょう。
環境型セクハラの具体例としては、以下のようなものがあります。
・職場のパソコンで女性社員に見える状態で卑猥な映像を表示する
・職場で女性社員に聞こえる状態で性的な内容を含む会話をする
・女性に対して初体験はいつ?スリーサイズは?など質問をしたり、容姿に言及したりする
・職場内のエレベーターや廊下などで肩やおしりに触る
・飲み会で酔っぱらってキスや抱きつく行為
・肩を揉んでくる、頭をポンポンとたたく
職場でセクハラを受けた際の相談先
「セクハラではないか」と疑問に思っても、なかなか相談できない方も多いのではないでしょうか。
労働者は誰しも、セクハラの不安を抱えているといっても過言ではありません。
職場の社長や上司・同僚に相談するなど、社内で解決するに越したことはありません。
しかし、加害者が社長や上司のケースも、残念ながらあります。社内に相談すれば、かえってセクハラからパワハラに変わったり、さらに人間関係が悪化したり、人事評価を下げられたりする危険もあります。
ここではそのような職場での人間関係のトラブルに特化した相談窓口や「セクハラ」に特化し、各市郡に存在する相談窓口などをご紹介します。
警察や弁護士や労働組合など様々な相談窓口がありますが、費用面なども考慮して、あなたが一番相談しやすい相談窓口を選ぶ方が良いでしょう。
社内の相談窓口
会社に設けられている「セクハラ」や「パワハラ」などの労働問題・人間関係のトラブル等に関する相談室。
ある程度の規模の会社になると設置義務のあるハラスメント行為の相談窓口です。
社内で行われる聞き取り調査などによって、あなたが相談した事がバレてしまったりするケースもあります。
社内の相談窓口のため、無料で利用できます。主に、電話やメールなどが窓口となっています。
女性の人権ホットライン
「セクハラ」や「パワハラ」などの人権に関わる相談をする前の総合窓口として利用できるサービス。
「これは本当にセクハラ行為なのか」「執拗なセクハラにあって辛い」などの電話相談が出来ます。
法務省の人権擁護局が管轄しているサービスで、とりあえず電話相談したいと思っている場合は利用してみましょう。
「女性の人権ホットライン」という名称で、「セクハラ」以外にもストーカー行為やDVなどの「パワハラ」系の違法行為の相談窓口となっています。
こちらも通話料はかかりますが、電話相談は無料で受ける事が可能です。
相談受付時間が平日の夕方で閉じるため、職場に在籍中は相談しにくいケースもあります。
労働基準監督署(労働局)の雇用均等室
各都道府県にある労働基準監督署(労働局)の雇用均等室は、「男女雇用機会均等法」や「育児・介護休業法」「パートタイム労働法」の法律に関する相談が可能です。
それ以外にも「セクハラ」や「性別を理由とする差別行為」にも解決援助や職員が職場まで行って、行政指導まで行ってくれる可能性があります。
女性が受ける「マタハラ(マタニティハラスメント)」や「パワハラ」、「セクハラ」に関して、指導が必要な場合は労働基準監督署(労働局)の雇用均等室が会社に直接指導にいきます。
女性にとってとても頼りになる相談機関なのは確実でしょう。
ですが、電話相談などをして指導に来た場合に「あいつが雇用均等室に電話相談をしたのではないか?」と疑われたり、職場環境が悪くなってしまうケースも想定できます。
あくまでも電話などでのアドバイスや指導などはしてくれますが、法的な処置・指導をする事はないため、過度な期待はしないようにしましょう。
弁護士事務所
法律のプロである弁護士に相談をしに行く場合、相談料として費用がかかってしまいます。
どうしても、高額なイメージもあり、あなたが被害を受けているのに費用がかかってしまうのは辛いですよね。
「セクハラ」行為が悪質で明らかに違法な場合で、法的に訴えると決めている場合は弁護士に相談するのも良いでしょう。
「ある程度の証拠が揃っており、訴えられるかどうかを聞くため」という場合は、相談無料の弁護士事務所を探してみるのもいいでしょう。
「セクハラ」に関する話だと弁護士が男性だと言いにくいと思うので、女性の弁護士がいる事務所を探して電話などで問い合わせましょう。
また、弁護士に相談する場合は、法的に決着をつける事になるため、禍根が残るのは確実です。
警察
「セクハラ」に関しては警察自体があまり深く介入しないという姿勢のため、よほどの証拠がない限り対応してくれません。
各地方の警察に動いてもらうのはとてもハードルが高い事です。
ですが、証拠さえしっかり確保できていれば、動いてもらえる可能性があります。
また警察の場合、問題の解消まで数か月で解消されるケースは稀で、内容によっては数年かかる場合もあります。
もし警察に行って相談する場合は、しっかりと証拠を残したり記録しておきましょう。
労働組合
一旦、身バレを考慮して社内の相談窓口に相談したくない場合や、費用をかけたくない場合は労働組合(ユニオン)への相談をおすすめします。
労働組合(ユニオン)は100パーセントで労働者側に立って、「セクハラ」や「パワハラ」などを含むあらゆる労働問題に対して相談に乗ってくれます。
東京東部労働組合では2020年末頃に「セクハラ解雇」で交渉していた女性が会社社長から謝罪と慰謝料請求の解決を勝ち取りました。
基本的な流れとして、団体交渉で「セクハラの事実」を確認して、「セクハラ行為」の改善をするように求めていきます。
また改善されるまで何度でも団体交渉を行い解決を目指します。
社内の労働組合の場合、時間は掛かってしまう可能性がありますが、同じ会社で仕事がしたい場合は労働組合を利用する事がおすすめです。
また社内に労働組合が無い場合は、外部労働組合というものがあるのでそちらの利用を検討しましょう。
「ねこの手ユニオン」は一般的な外部労働組合とは違い、組合費がかからず、それでいて相談自体は無料で何度も出来る労働者ファーストのサービスです。
退職・転職(職場を変える)をする
もし、職場の相談窓口や冗長に相談など、具体的に行動しても何も改善されなかったり、精神的苦痛が続いて職場にいられなくなったりした際には、退職・転職を選ぶのもひとつの方法です。
うつ病と診断されるなど、などの精神疾患を発症したり、精神的に参ってしまい、退職に追い込まれて泣き寝入りなどのパターンも少なからずあります。こうなる前に無理に我慢せず決断しましょう。
あなただけ我慢する必要はありませんから、自分自身を大切にしてあげてください。
職場での勤務が限界なら退職代行も可
もう職場でのセクハラにうんざり。環境が改善しないのであれば、退職も検討しているという方も多いはずです。
しかし、あなたの責任感で自分の抜けた穴でシフトが回らなくなってしまうのではないか、職場のセクハラ上司は同僚は仲が良いし、迷惑をかけたくないなどの気持ちがあるのもわかります。
また、何より辞めると言い出せない、言いづらい、辞める理由がセクハラだと伝えづらい、泣き寝入りは悔しい。
など、様々な葛藤があると思います。
上述のおすすめした個人で無料で加入できるねこの手ユニオン(労働組合)であれば退職代行も行えます。
また、その他も魅力的なサービスが充実しています。
・実質0円での退職(相談も無料)
・会社や上司への連絡不要
・セクハラによる解決金請求が可能
・未払い給料・残業代の交渉が可能
・有給休暇の取得が可能
・無料の転職サポート
職場へ退職を伝えづらい方も、直接連絡することなくセクハラの被害も同時に訴えられるのは心強いですよね。
ねこの手ユニオンでは充実したサービス内容以外にも、労働組合が運営しているサービスとしての強みがあります。
労働組合による問題を会社に相談した場合、法律上は会社は従わないといけません。
セクハラによる解決金請求・退職代行以外にも、再就職へのサポートがあったりと魅力がたっぷりです。
加入費も相談も無料なので、迷ってる方は一度相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
セクハラは慰謝料請求ができます
職場でのセクハラの件を訴える場合、セクハラを止めなかった上司や会社に対し、解決金を請求することができます。
セクハラ問題の慰謝料の相場は約数万円〜100万円程度と言われています。幅広く、そしてあなたが受けた苦しみの対価としては決して高い金額ではないかもしれません。
ただし、セクハラによる精神疾患や退職に追い込まれたり、転職ができないような精神状態の場合、解決金を増額してもらえる場合もあります。セクハラは、職場の労働問題なだけに、周囲の人にも相談しずらい内容です。
誰かにセクハラ問題を相談すると、その話が上司などの耳に入り労働環境の悪化に繋がるのでは、と不安になる方も少なくないでしょう。
セクハラ問題をあなただけで解決しようとして、精神的に参る人が後を経たないのが現状です。
つまり、セクハラ問題を相談もできずに苦しんでいる方がまだまだいるということです。セクハラや「こんなことはセクハラでなないのか?」と労働問題に悩んでいる方は、相談することから始めてみませんか?
まずはセクハラ問題を溜め込むのではなく、ねこの手ユニオン等の相談しやすい窓口への相談を検討してくださいね。
解決に必要なもの
セクハラ問題を解決するためには、証拠が必要不可欠です。職場と争う(交渉を行う)場合、セクハラの証拠があるだけ有利に進めることができるからです。
セクハラの証拠が揃っていると、会社の反論に対しても効力を発揮します。
セクハラ問題の証拠は、記録に残りくいものが多いです。何毛ない会話の内容や、メールが決定的なセクハラの証拠として有効となります。些細なものでも有利になるので、集めらるものは徹底して集めておきましょう。
あなたの身を守ることにも繋がるので、相手(会社)に遠慮しないことが大切です。
職場でのセクハラ問題を解決するのに必要なもの
どんなものが実際にセクハラ問題の証拠となるのか。
下記に紹介するものがセクハラの証拠として有効になるものの一例です。
・通話記録
・メール、LINEの送受信記録
・音声による録音データ
・日々の言動や行動をできるだけ細かくメモなどに残す
・周りの従業員の証言
・職場の人事部や相談窓口への相談履歴を残す
直接的にセクハラを受けているという証拠になるので、相手に隠される前にしっかりとデータとして残しておく必要があります。
組合加入費・相談料・着手金が無料
ねこの手ユニオンなら、組合加入費・相談料・着手金が無料です。
とりあえず相談だけでもしたいという方にも気軽にできるのでおすすめです。また、上述の通り、セクハラと同時に他の労働問題の解決も、無料でできてしまいます。
例えば、未払いの残業代請求や、不当解雇、パワハラ問題、退職代行など。
見て見ぬ振りで、無視してきた労働問題が、誰しもあるはずです。ハラスメント問題だけではなく、今まで耐えてきた労働問題を一気に解決しちゃいましょう。
ねこの手ユニオンなら、ハラスメントを含む、労働問題全般の相談を無料でできますよ。その上、弁護士や社会労務士などの、法律の専門家のサポートも受けられます。
どこに相談しようか迷っている方は、ねこの手ユニオン相談することをおすすめします。
泣き寝入りする前にまず相談を
職場の上司や他の部署の社員からの不快な言動を受け、これが「セクハラ」にあたるものなのか分からないまま、誰にも相談できず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。社内で相談できる人がおらず、泣き寝入りしてしまうケースも実際に多くあるようです。
ひと昔前、「セクハラ」という言葉が世間で知られるようになり、それでも「セクハラ」の被害にあった事を相談出来ない・我慢してしまっている人が多くいました。
ですが、現代ではSNSの流行も追い風になったり、勇気のある女性の行動により「セクハラ」被害に対して声をあげられる強い女性が増えてきた現代。これにより「セクハラ」の被害を訴えられる社会に徐々に変化してきています。
ですが、まだ「セクハラ被害にあって我慢している」、「自分が我慢する事で上手くいく」と誰にも相談できず泣き寝入りしている人もいる事でしょう。
また、「相談費用が払えないから」などという理由で、セクハラ問題の解決を諦めていた方も無料で相談できる上に、組合費・着手金も無料の【ねこの手ユニオン】にまずは相談してみましょう。
必要に応じて、専任担当者が個別でサポートしてくれます。職場での上司や同僚からのハラスメントで悩んでいる方は、ぜひ利用することをおすすめします。
我慢の限界がきてしまう前に、まずは無料で相談する事から始めましょう。