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【ねこの手ユニオンの未払い残業代計算ツール】未払い残業代請求も可能!
ねこの手ユニオンでは未払い残業や給料の未払いなどの未払い賃金問題、セクハラやパワハラなどのハラスメント問題、内定取り消しや不当解雇問題など、さまざまな労働問題を解決する為に日々活動しています。
未払い賃金請求代行専用ページの「残業代KAESE」では、簡易的に未払い残業代を計算できるツールを使って、相談者の方がご自身の未払い残業代がどれくらいあるのか事前に確認することも可能です。
今回は
「自分に支払われている残業代が正当なものなのか確認したい」
「未払い残業代がどれくらいあるのか確認したい」
といった方に向けて、ねこの手ユニオンの未払い残業代計算ツールと、使い方や、残業代の計算方法などを紹介していきます。
「今すぐ計算したい!」という方は下記からどうぞ。
残業代チェッカーを使ってみよう!
ここでは、ねこの手ユニオンの未払い残業代計算ツール(以下残業代チェッカー)を使って実際に未払い残業代を計算してみます。
使い方の参考になれば幸いです。
残業代チェッカーの注意書きにもあるように、交通費、住宅手当などは除いた額を入力します。
ここでは30万円を入れてみます。
1日の所定労働時間を8時間以内で入力します。
ここでは一般的な8時間で入れてみます。
1カ月の所定労働日数を25日以内で入力します。
ここでは平均の20日で入れてみます。
1カ月あたりの残業時間を入力します。
ここでは1日1.5時間の残業を20日間行った想定で30時間と入れてみます。
1カ月あたりに支給された残業代を入力します。
ここでは、10時間分しか支払われていない想定で入れてみます。(深夜残業なし想定)
24カ月以内で在職期間を入力します。
ここでは最大値の24カ月で入れてみます。
診断結果が出ました!
2年間で112万5千円の未払い残業代が発生していました!
2020年4月1日以降、未払い賃金の時効は3年となっておりますので、同じ条件で3年以上働いていた方であれば、追加で約56万円の未払い残業代があることになります。
なお、本ツールは概算であり、あくまでも目安の金額になります。
実際に未払い残業代請求のご相談をいただいた際には、基本的に診断結果より上下しますので、ねこの手ユニオンに未払い残業代請求のご相談をいただく際にはご認識の上ご相談ください。
残業代の計算方法は?
支払わている残業代が正しいか正しくないか判断するためには、残業代の計算方法を知っておくことが大切です。
残業代にも大きく3通りあります。
名称 | 内容 | 割増率 |
---|---|---|
時間外労働手当 | 法定労働時間を超えた労働時間に支払われる残業代 | 25%以上 |
深夜労働手当 | 22時から5時までの間に労働した場合に支払われる割増賃金 | 25%以上(法定労働時間外に働いた場合50%以上) |
休日労働手当 | 「法定休日」に働いた場合に支払われる割増賃金 | 35%以上 |
また、固定給なのか歩合制なのかによっても計算方法が異なります。
ここでは一般的な固定給の残業代の計算方法をご紹介します。
固定給の残業代の計算方法
給料が固定給である場合の残業代の計算方法は以下の通りです。
基本給+各種手当(1ヶ月)÷所定労働時間(1ヶ月)=基礎賃金
基礎賃金×(1+0.25(割増賃金率))×法定時間外残業時間(1ヶ月)=時間外手当
基礎賃金×(1+0.35(割増賃金率))×法定休日労働時間(1ヶ月)=休日手当
基礎賃金×(0.25(割増賃金率))×深夜労働時間(1ヶ月)=深夜手当
では、実際に3つのパターンの残業代を計算してみましょう。
①法定時間外残業だけ行ったケース
【前提条件】
- 法定時間外残業時間:40時間(1ヶ月)
- 所定労働時間:160時間(1ヶ月)
- 月給(基本給+各種手当):24万円
- 割増賃金率(法定時間外残業時):25%
※1円以下四捨五入
24万円(月給)÷160時間(所定労働時間)=1,500円(基礎賃金)
1,500円(基礎賃金)×(1+0.25(割増賃金率))×40時間(法定時間外残業時)=7万5,000円(残業代)
上記の場合は、1ヶ月に「7万5,000円」の残業代が発生します。
②時間外労働も行い、法定休日も働いたケース
【前提条件】
- 法定時間外残業時間:40時間(1ヶ月)
- 法定休日労働時間:8時間(1ヶ月)
- 所定労働時間:160時間(1ヶ月)
- 月給(基本給+各種手当):24万円
- 割増賃金率:25%(法定時間外残業時)・35%(法定休日労働)
※1円以下四捨五入
24万円(月給)÷160時間(所定労働時間)=1,500円(基礎賃金)
1,500円(基礎賃金)×(1+0.25(割増賃金率))×40時間=7万5,000円(時間外手当)
1,500円(基礎賃金)×(1+0.35(割増賃金率))×8時間=1万6,200円(休日労働手当)
7万5,000円(法定時間外残業の残業代)+1万6,200円(法定休日労働時間の残業代)=9万1,200円(残業代)
上記の場合は、1ヶ月に9万1,200円の残業代が発生します。
③時間外労働も行い、深夜労働もしたケース
【前提条件】
- 法定時間外残業時間:40時間(1ヶ月)
- 深夜労働時間:12時間(1ヶ月)
- 所定労働時間:160時間(1ヶ月)
- 月給(基本給+各種手当):24万円
- 割増賃金率:25%(法定時間外残業時)・25%(深夜労働)
※1円以下四捨五入
24万円(月給)÷160時間(所定労働時間)=1,500円(基礎賃金)
1,500円(基礎賃金)×(1+0.25(法定時間外の割増賃金率))×40時間=7万5,000円(時間外手当)
1,500円(基礎賃金)×(0.25(法定時間外の割増賃金率))×12時間=4,500円(深夜手当)
7万5,000円(時間外手当)+4,500円(深夜手当)=7万9,500円(残業代)
上記の場合は、1ヶ月に7万9,500円の残業代が発生します。
下記の記事では歩合給の残業代計算方法など残業代についてより詳しく解説していますので、もっと知りたいという方は参考にしてみてください。
まとめ
今回はねこの手ユニオンの未払い残業代計算ツールと使い方についてご紹介しました。
残業代の未払いの疑いがある方や、これから未払い残業代の請求をお考えの方は、ご紹介した通り、6項目の簡単な情報を入力するだけでおおよその未払い残業代を算出することが可能ですので、是非一度チェックしてみてください。
計算の結果、残業代請求を行いたい方は残業代チェッカー下のLINEで無料相談ボタンからそのままご相談も可能です。
ねこの手ユニオンでは無事解決した場合のみ義援金をいただいておりますが、着手金やその他諸費用は不要なので、請求にかかる費用も抑えることができます。