ミュゼプラチナムの給料未払いにお困りの方へ

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ミュゼプラチナムで給料未払いに悩んでいる方、労働問題はご自身だけでは解決が難しいことが多く、一人で抱え込むことで精神的な負担も大きな問題です。

ミュゼプラチナムの給料未払いでお困りで、相談先が無い、請求方法が分からないという方はねこの手ユニオンにご相談ください。


本記事ではミュゼプラチナムの現状についての報道や実際に未払いでお困りの方に向けた対処法を解説していきます。

目次

ミュゼプラチナムの現状と報道

2024年12月、東京商工リサーチの報道によれば、ミュゼプラチナムの運営会社であるMPH株式会社では、給料支払いに遅延が発生していることが報告されています。

同社は資金繰りの正常化を目指し、改善に取り組んでいるとしています。
(引用元:東京商工リサーチ

この報道を見る限り、計画通りに進んでいるのであれば昨年の12月6日には未払い賃金の支払いが完了していることになりますが、実際のところはどうなのでしょうか。

無事にすべての未払い賃金が支払われていることを祈るばかりです。

現在給料未払いでお困りの方

前述したように、本来であれば本記事の執筆段階では既にミュゼプラチナムの給料未払いについては解消されているはずですが、

「現在も尚、給料未払いに悩まされている」
「給料未払いを苦に退職したが、その後も給料が支払われていない」

という方がいらっしゃることを想定し、給料未払いの際に取れる方法を解説していきます。

給料未払いの解決方法

給料未払いの解決方法には以下の4つが挙げられます。

  • 自分で請求を行う
  • 労働基準監督署(労基署)に相談する
  • 労働組合(ユニオン)に相談する
  • 弁護士に相談する

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

➊自分で請求する

自分で会社に対して未払い賃金を請求することもできます。

他の請求方法と違って費用がかからないというメリットがありますが、自分で会社と直接やりとりを行う必要があるため、時間と手間がかかるうえに精神的な負担も大きいです。

また、自身で交渉する場合は会社から未払い賃金の支払いを拒否される可能性も高く、理想の解決に至らないことも少なくありません。

このため、自分で未払い賃金を請求するのは、避ける方が無難です。

➋労働基準監督署(労基署)に相談する

労働基準監督署に相談するのも一つの手です。

弁護士や労働組合のように、請求費用がかからないといったメリットもあります。

ただし、労働基準監督署は未払いの給料を支払うように指導はできても、命令はできません。

そのため、会社側が労基にそれっぽい言い訳をしたり、指導を聞き入れるような回答をして、結局振り込みをしなかったりなどの解決できないケースもあります。

また、解決まで時間がかかるケースも多いです。

とはいえ、金額が少額の場合は、弁護士や労働組合に相談してしまうと、手元に残る金額がさらに少額になったり、マイナスになってしまう場合もあるので、少額の方はまずは費用がかからない労働基準監督署に相談するといいでしょう。

➌労働組合(ユニオン)に相談する

労働組合(ユニオン)は弁護士よりも安価に請求できることが多いです。

基本的には、労働組合と一緒に、会社側と交渉して解決します。

また、労働組合には団体行動権という憲法で保障された権利があるので、会社の対応が不誠実な場合には、この権利を行使しデモなどの行動を合法的にとり解決を図ることもできます。

とはいえ、こういった解決方法をとるケースはほとんどありません。

そういった事態に陥る前に解決するケースが多いので、安心してください。

なお、労働組合は基本的に固定の組合費や組合活動への参加を求められるところもあるため、相談するユニオンの選定は重要です。

仮に、ユニオンの選定で悩まれた方は、ねこの手ユニオンを検討してみてください。

ねこの手ユニオンは組合加入金や組合費が不要で、組合活動への参加も必要ありません。

加えて、相談料も着手金もかからず、必要なのは無事解決し金銭が支払われた場合の3割の義援金のみです。

給料未払い問題でお悩みの方はまずは、LINEでご相談ください。

ご相談は記事下のバナーかLINE相談ボタンからどうぞ。

❹弁護士に相談する

弁護士に相談することで、未払いの給料の問題がスムーズに解決できる可能性は高いです。

ただし、他の相談先と比較して費用が多額なケースが多いです。

そのため、少額の給料未払い問題の解決を依頼した場合には、赤字になるケースもあるため、未払い賃金請求をする際の費用相場を把握しておく必要があります。

費用相場は以下のようにになります。

スクロールできます
名称内容費用相場
相談料法律事務所に賃金未払いや残業代について相談する際にかかる費用法律事務所に賃金未払いや残業代について相談する際にかかる費用
着手金着手金は弁護士に依頼をした際にかかる費用のことで、未払い賃金問題が解決しなくても支払う必要がある無料〜30万円程度(法律事務所や請求額によって金額が大きく異なり、完全成功報酬のため無料の場合も多い)
成功報酬未払い賃金問題が解決して賃金が支払われた際にかかる費用回収できた賃金の20%程度
事務手数料未払い賃金請求に必要な書類作成などの費用数万円程度
日当弁護士が事務所以外の場所で弁護活動を行う際にかかる費用半日拘束:3万円、1日拘束:5万円
その他労働審判や裁判になった際にかかる印紙や郵便切手の費用数千円程度

弁護士に相談する場合は、上記の費用がかかるため、まずは費用かからない労働基準監督署や、少額の費用で済む労働組合に相談して、それでも解決できない場合には弁護士に相談するようにしてください。

ちなみに、弁護士に相談する際の手順は以下の通りです。

  1. 法律事務所に連絡し弁護士とのアポイントをとる
  2. 電話や法律事務所で給料未払いについて相談する
  3. 相談後、問題がなければ未払い賃金請求を依頼する
  4. 未払い賃金請求に必要な証拠を集める
  5. 請求先である会社などと交渉する
  6. 請求先が支払うことに合意した場合は解決となる

上記の手順で解決できない場合には、「訴訟」や「労働審判の申立て」を行うことになります

未払い賃金を請求する際に必要な証拠

未払いの給料が発生した場合、すぐに証拠をあつめることが重要です。

証拠がないと、労基署や労働組合、弁護士に相談しても対応してもらえない可能性があります。

証拠となるものは主に以下のようなものが挙げられます。

  • 労働契約書、雇用契約書
  • 就業規則
  • 給与明細、賞与明細
  • タイムカード
  • パソコンのログインログオフ記録
  • 業務上の送信メール
  • 上司からの指示メール
  • 業務日報
  • 手帳での勤務時間記録

残業代を含めた正確な給料を計算するためにも必要になるので、可能な限り集めるようにしましょう。

未払い賃金請求には時効がある

払い賃金にも時効が存在しますのでこれも覚えておきましょう。

時効になった未払い賃金は請求しても支払わせることができなくなってしまいますから、未払いをされている方は早めに請求することをおすすめします。

未払い賃金の事項については現在以下のようになっています。

  • 2020年4月1日以前に支払期日を迎える給料:時効2年
  • 2020年4月1日以降に支払期日を迎える給料:時効3年
  • 退職金:2020年4月1日など日付にかかわらず時効5年

給料未払いのまま会社が倒産してしまったら?

給料未払いのまま会社が倒産してしまった場合、反対に会社の倒産によって未払いの給料が発生してしまった場合で、その給料が回収できなかった場合には、独立行政法人労働者健康安全機構が実施している「未払賃金立替払制度」を利用することもできます。

会社側と労働者側が以下の要件を満たした場合に、未払いの給料を立て替えてくれます。

【使用者(会社)側の要件】

  • 1年以上の事業活動をおこなっていた
  • 破産などの「法律上の倒産」か、もしくは中小企業の場合、賃金支払能力がある状態ではないと労働基準監督署が認定した「事実上の倒産」の事実があること

【労働者側の要件】

  • 法律上の倒産または事実上の倒産の日から6か月前の日を起算点にして2年の間に退職した

ちなみに、上記の要件を満たした破産前に解雇されて給料の未払いが発生している労働者も対象です。

ただし、この制度で受け取れる金額は未払いの給料総額の80%になります。

しかも、退職者の年齢に応じて88万円~296万円の上限が設定されている点にも注意が必要です。

30歳未満・・・88万円(上限110万円の80%)



30歳以上45歳未満・・・176万円(上限220万円の80%)



45歳以上・・・296万円(上限370万円の80%)

給料の未払いは違法

給料の未払いは労働基準法違反になります。
これは正社員であろうとアルバイトであろうと関係ありません(業務委託契約の場合は異なります)。

労働基準法で、賃金は「毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない」と規定されています。
また、「賃金は通貨で直接労働者に、その全額を支払わなければならない」とも規定されており、「円」による支払いが原則になります。

なお、賃金の未払いは労働基準法第120条1号の規定により、「30万円以下の罰金」が定められています。

ですから、給料の未払いを受けているのであれば、泣き寝入りせずにしかるべき方法で請求するべきなのです。

まとめ

本記事でご紹介した東京商工リサーチの報道の通りに進んでいれば、現段階でミュゼプラチナムの給料未払いは解決していることでしょう。

給料未払いの被害を受けていらっしゃった方々のためにも、そうなっていることを祈るばかりです。

給料の未払いは労働基準法に反した違法行為であり、重大な問題です。

もし今も尚未払いの被害を受けている方がいらっしゃるようであれば、早急に解決に向けて行動してください。

相談先や解決方法にお悩みの方はねこの手ユニオンまで、まずはLINEでお気軽にお問い合わせください。

この記事は執筆された時点での情報を元に記載されております。文書・写真・イラスト・リンク等の情報については、慎重に管理しておりますが、閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 記載内容や権利(写真・イラスト)に関するお問合せ等はこちら

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この記事を書いた人

過去の会社で弁護士を通じて未払いの残業代を請求し2年分の残業代の奪還に成功しました!この過程で、自身と同じような悩みを抱える人がまだまだ多く存在することに気づき、みんなの悩みや疑問を解決するために役立つ情報を発信します!

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